膝関節症は「温める」と「冷やす」どちらが効果的?|神戸市東灘区の接骨院が解説

膝の痛みを感じるとき

「温めるのが正解?それとも冷やすのが正解?」

と疑問に感じたことはありませんか?

神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院でも、連日多くの膝関節症にお悩みの人が来院されますが、同様の質問を何度も受けたことがあります。

温める・冷やすという対処法は、ご自宅でも気軽にできる方法だからこそ、正しい選択ができるようになりたいと思う人は少なくないでしょう。

そこで、本ページでは膝関節症には「冷やす」と「温める」のどちらが効果的なのかを解説付きでくわしくご紹介していきます。 ぜひ、最後までご覧ください。

 

膝関節症には「冷やす」が効果的

まずは結論から。 膝関節症で、膝の痛みを感じたときは「冷やす」が効果的です。

氷のう袋などに氷を入れたのち、少量の水を加えて20分ほど患部を冷やしましょう。

では、なぜ冷やすことが効果的なのか?温めるではダメなのか?をくわしく解説していきます。

 

膝関節症に対する「冷やす」と「温める」の違いとは?

冷やすと温めるの決定的な違いは「抗炎症作用」です。

抗炎症作用とは体に発生した炎症、つまり熱を取りのぞく効果のことを指します。

膝関節症による膝の痛みを感じたときの多くが、膝に炎症を引き起こしている状態になっています。

この炎症をいち早く取り除くためには冷やすことが一番の方法です。 一方で温めるという方法も抗炎症作用があります。

ただし、冷やす方法と比較すればどちらが抗炎症作用高いのかは一目瞭然のため、膝関節症による膝の痛みを感じたときには、まずは冷やすことがおすすめです。

 

慢性の膝関節症には「温める」がおすすめはウソ!?

「慢性期は温める」「急性期は冷やす」という認識をお持ちの人はいませんか?

この認識は半分正解で半分不正解です。 では、その理由をひとつずつ分かりやすく説明していきます。

 

冷やしても筋肉は硬くならない

慢性期の膝関節症を冷やすと筋肉が硬くなってしまうと懸念する専門家の人たちもいますが、このような人の多くは「冷やす」と「冷える」を同じにしてしまっています。

「冷やす」とは、患部に対して短時間のアイシングを行うこと。

冷やした患部は血行がよくなり、一時的に血液が患部に集まることで赤くなります。

一方「冷える」とは、冷えきった環境下において、血行が悪くなり患部は手足が真っ青な状態になることです。

おすすめしているのは、当然冷えるではなく「冷やす」のため、血行がよくなる冷やすという行為が筋肉を硬くしてしまうことはあり得ません。

 

温めても血行がよくなることは事実

冷やすと、血行がとよくなることで患部が赤くなることをお伝えしましたが「温めても患部が赤くなるのでは?」と感じた人はいませんか?

その疑問は大正解で、温めても血行がよくなり患部は赤くなります。 つまり「冷やす」も「温める」も、血行をよくするという目的においては同じです。

 

リラックス効果が高いのは「温める」

血行をよくする効果がどちらにもあることをお伝えさせていただきました。

ここまでご覧になっても「結局、慢性の膝関節症は温めるの?冷やすの?」と結論が出ない人がほとんどでしょう。

では、そんな人に「温める」が唯一「冷やす」を圧倒する効果があります。

それがリラクゼーション効果です。 慢性の膝関節症において、リラクゼーション効果は必要ないのでは?と考える人もいますが、それは誤解です。

慢性的な痛みや不調は、人の体も心もむしばんでいきます。とくに、心が疲弊しきってしまうと、痛みや不調を強く感じるようになってしまい「負のサイクル」に陥ってしまいます。

そんなときには、お風呂や蒸しタオルなどで患部をはじめとした体を温めてあげると効果的です。

 

人の体は熱に弱い

ここまでご覧いただくと「じゃあやっぱり慢性的な膝関節症は温める一択なのでは?」と思う人も多いでしょう。

しかし、最後にひとつだけ温めることへの注意点と懸念があります。 それは、そもそも人の体は熱に弱いということ。

たとえば、40度のお風呂に入って、人の体に40度の熱がこもってしまったら大変ですよね?

しかし、そうはならないのは、お風呂からあがったときに気化しているからです。

つまり、お風呂からあがったときには体の熱が対外へ放出されているため、厳密には冷やされている状態なのです。

もちろん温めることは血流促進&リラクゼーション効果があるため、慢性的な膝関節症にもおすすめです。

しかし、冷やすも十分に慢性的な膝関節症には効果的であり、人の体は熱に弱いという点を考慮するのではあれば、むしろ冷やすほうが安全で効果的な方法だとも言えます。

 

膝関節症に対する正しく「冷やす方法」&「温める方法」

では、ここからは実践のお話をしていきたいと思います。

実際に、膝関節症を冷やすとき、温めるときはどのような方法で実践すれば良いのでしょうか?

正しい方法で実践をしないと効果が半減してしまうどころか、体に悪影響を及ぼす可能性があるため、しっかりと理解をして実践しましょう。

 

正しく冷やす方法

安全で効果的に冷やす方法として大切なことは「氷水」を使うということです。

たとえば、アイスノンや保冷剤を使用する場合もあるかと思いますが、これらの温度はマイナスになる可能性があります。

温度がマイナスの状態で患部を冷やすと凍傷のリスクを伴ってしまうためおすすめできません。

しかし、氷水は常に摂氏0度を保ったまま患部を冷やしてくれます。

凍傷のリスクも少なく、安全で効率的に実践できるためおすすめです。

また、冷やすときに冷たいからという理由でタオルを挟む場合がありますが、厚手のものを挟んでしまうと著しく効果が減少してしまうため、薄手のタオルや布などを挟むようにしましょう。

冷やす時間は20分ほどでOK。30分以上冷やすと、体全体が冷えてしまい筋肉が硬くなってしまうリスクがあるため、実施時間は必ず守るようにしてください。

正しく温める方法

安全で効果的に温める方法として大切なことは「湿気のある熱」を使うということです。

たとえば、湿気のある熱とは「お風呂」や「蒸しタオル」などを指します。 湿気のある熱をおすすめする理由としては、しっかりと熱が放散されること。

先述したように、人の体は熱に弱いです。

従って、温めるといっても体内に熱がこもることは避けなければなりません。

湿気のある熱は適度に気化するため、体内に熱がこもることなく放散して、安全で効果的に温めることができます。

しかし、カイロやこたつなどの熱は湿気を含まず乾いた熱のため体内にこもりやすいという点が大きなリスクとなるためおすすめできません。

温めるときは、湿気のある熱を意識して使用するようにして安全で効果的に温めましょう。

 

膝関節症でお悩みの方は住吉鍼灸院・接骨院へ

選ばれる理由

膝関節症に対して「冷やす」「温める」についてお伝えさせていただきました。

しかし「冷やす」「温める」はあくまでも対処療法にすぎません。 もし、本気で膝関節症を何とかしたいとお考えの場合は一度、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へご相談ください。

当店では、その場しのぎの施術ではなく、将来の快適な生活を見据えた根本的な膝関節症の改善ができる鍼灸院・接骨院です。

これまで、神戸市内のどこの鍼灸院・接骨院でも結果が出なかった人でも、一度ダメ元で住吉鍼灸院・接骨院へお越しください。

「どうせダメだろう」と思う気持ちを良い意味で裏切ってみせます。

 

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相談は無料で行っております。

 

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