「どのような服装で行けば良いのか?」
「どれくらい肌を出す必要があるのか?」
「下着は着けたままで良いのか?」
「髪型はどうしたらいいのか?」
鍼灸院に行ってみたいけど、わからないことが多すぎて躊躇している人はいませんか?
神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院にも、鍼灸についての質問を受けることがあります。
なかでもとくに多い質問が「服装」についてです。
本ページでは、鍼灸院に行くときの服装についてをお伝えさせていただきますので、神戸市在住の人だけでなく服装に関する疑問やお悩みをお持ちの人は、ぜひ最後までご覧ください。
鍼灸院に行くときの「おすすめの服装」を男女別解説
鍼灸院に行くときのおすすめの服装を男女別に解説していきます。
女性の場合
女性の場合は以下の服装がおすすめです。
【上着】
- Tシャツ
- キャミソース
- ノースリーブ
【ズボン】
- ハーフパンツ
- ガウチョパンツ
- ワイドパンツ
鍼治療の場合、肌を簡単に出すことができる服装が理想的です。
上着であれば、シャツの下にノースリーブを着用しておくなど重ね着をしておいていただけると、ちょっと首や背中上部などに鍼を刺したいときには助かります。
また、ズボンは膝や太ももあたりまで肌が出せるものが理想的です。デニムなどのストレッチが効かないものは結果的にズボンを脱いでいただかなければならないためおすすめできません。
また、ストッキングなどの着用がある場合はあらかじめ脱いでおいていただけると助かります。
男性の場合
男性の場合は以下の服装がおすすめです。
【上着】
- Tシャツ
- タンクトップ
【ズボン】
- ハーフパンツ
- 裾が広いズボン
男性の場合も女性同様に肌をすぐに出せる服装が理想的です。
ジーパンやスーツなどはストレッチが効かない服のためおすすめできません。
ただし、そのような服装であっても着替えの用意がある鍼灸院の場合は問題ないため、あからじめ着替えの有無を確認しておくことをおすすめします。
鍼灸院へ通うときの服装でよくある質問
以下では、鍼灸院へ通うときの服装関係でよくある質問をご紹介します。
鍼灸を受けるとき「下着(ブラジャー)」は外した方が良い?
一般的な下着(ブラジャー)であれば着用して頂いても何の問題はありませんが、鍼灸治療を行うなかで、必要に応じてブラジャーのホックを外していただくこともあります。
そのため、スポーツブラやフロントホックのブラジャーなどは、背中を出すことができないため、あらかじめ外しておく必要がある場合もあります。
また、締め付けが強いブラジャーや補正下着(ボディスーツ・ガードルなど)は膨隆ができてしまい、血流を妨げてしまうことがあるため、鍼灸治療の妨げとなる場合があります。
そのため、鍼灸院によってはあらかじめ外すようにお願いをすることもあることをご理解下さい。
またショーツに関しても、当日は締め付けの強いタイプの着用は避け、ストレッチ性のあるタイプを着用することが望ましいです。
鍼灸院は着替えの用意はしてくれているの?
鍼灸院によって異なりますが、あらかじめ鍼灸治療用の着替えを準備している施設も多くあります。
鍼灸用の着替えは、鍼灸治療がしやすいように首元が広くなっており、全体的にゆったりとした作りになっています。
また、肌が透けて見えることのない、しっかりとした生地を使用しているうえに肌触りの良い感覚のため、リラックスして鍼灸治療を受けることができます。
ただし、鍼灸院によっては鍼灸治療用の着替えを用意していない施設もあるため、事前にホームページなどで確認していただくか、直接お問合せいただくことをおすすめします。
●どのくらい肌を出さなければならない?
鍼灸治療は、鍼や灸を肌に直接施す方法となるため、どうしても必要最小限の肌を出していただくことになります。
しかし、治療しない部位までの肌を出す必要はありません。
できるだけ肌を出している部分を少なくするように鍼灸師もタオルを掛けたり、個室を設けている鍼灸院があったりと、最善の配慮をしてくれています。
また、とくにデリケートな部分に鍼や灸を施す場合には、その旨をあらかじめ伝えて確認を得てから、治療をおこないます。
いきなりデリケートな部分の肌を出すようなことはありませんのでご安心ください。
また、はじめのヒアリングや施術中のなかで、鍼灸師に〇〇には鍼を刺して欲しくないと、自分の意向をはっきりと伝えておくこともおすすめです。
男性に鍼灸治療をされることに抵抗がある人
鍼灸院のなかには、女性の鍼灸師が在籍しているところも多くあります。
どうしても男性に肌を見られることや、鍼灸治療をされることに抵抗がある方は、女性の鍼灸師が在籍している鍼灸院を利用することをおすすめします。
ただし、女性の鍼灸師が在籍していても、必ず担当が女性の鍼灸師になるとは限りません。
場合によっては男性の鍼灸師が担当になることもあります。
女性の鍼灸師を希望する場合は、予約時などに女性の鍼灸師を希望する旨を伝えておくか、女性の鍼灸師しかいない女性専用・女性優先の鍼灸院もありますので、そちらの鍼灸院に行かれることをおすすめします。
鍼灸に行くときに避けるべき服装
鍼灸院に行くときに避けるべき服装は、女性であればジーンズなどのストレッチ性の低いズボンやパンツ。
スカートはまくれあがったり、しわになったりするのでおすすめできません。
ストッキングやタイツやスパッツなども、肌を出せないため避けていただくとよいです。
意外と施術時に困るのがワンピースです。背中や腰などに鍼治療をしたい場合でも、部分的に肌を出すことができないため避けていただくことが望ましいです。
男性であれば、ジーンズなどのストレッチ性の低いズボン。また、ワイシャツやスーツは伸縮性がないうえにシワになることがありますので、避けて頂くことが望ましいです。
鍼灸に行くときの髪型
鍼灸に行くときには、女性でロング・セミロングヘアーの方であれば、簡単に後ろの髪を上げて頂いて、首まわり(鎖骨あたり)が見えるようにしておくと鍼灸治療がしやすくなります。
とはいえ、ピンなどでがっちりと固定する必要はなく、簡単にひとつにまとめていただければ大丈夫です。
髪を上げるのに抵抗のある人は横に流して頂くだけでも問題はありません。
また、頭部への鍼灸治療を行う場合もありますので、ワックスなどの整髪剤やヘアピンなどは付けていかないことが望ましいです。
最後に
鍼灸に行くときの服装についてはご理解いただけましたでしょうか?
スムーズに滞りなく満足のいく鍼灸治療を受けるために、服装を少し気にかけていただくことは鍼灸院としても大変ありがたいことです。
しかし服装に気をつかい過ぎて、鍼灸院に行くこと自体を躊躇して、諦めてしまうことはもったいないことであり、本末転倒です。
何を着て行けば良いのか分からない場合は、遠慮することなくお気軽に「着替えの用意はありますか?」だけでも問合せ、確認をしていただくことをおすすめします。