膝関節症改善には筋トレが効果的はウソ!?本当にして欲しい運動療法を神戸市の接骨院が解説

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「膝関節症には筋力トレーニングが効果的」

この言葉は、膝の痛みでお悩みの経験がある人であれば、誰もが耳にした言葉ではないでしょうか。

わたしたちのような柔道整復師や、理学療法士・作業療法士・医師のあいだでも「膝関節症には筋力トレーニングが効果的」は、もはや当たり前の共通認識となっています。

しかし、残念ながら実際に筋力トレーニングをして膝関節症を根本改善している人は多くはありません。

おそらく、本ページをご覧の人のなかにも、筋力トレーニングをしたけど思うように膝関節症が改善しなかったというご経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、本ページでは多くの膝関節症の根本改善の経験がある神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院が「筋力トレーニングをしても膝関節症が改善しない理由」と「本当に効果的な運動療法」をわかりやすく解説させていただきます。

膝関節症でお悩みの人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

筋力トレーニングをしても膝関節症に効果が出ない理由

一生懸命筋力トレーニングをしても一向に膝関節症が改善されない。

このような状況になってしまうには明白な理由があります。

以下の理由をご覧いただき、ご自身に思いあたる節がないかチェックしてみましょう。

 

正しいフォームで実践できていない

膝関節症を改善させるための筋力トレーニングといっても種類はさまざまですが、すべての筋力トレーニングにおいて重要なことは正しいフォームで実践すること。

しかし、残念ながら正しいフォームで実践できている人はごくわずかです。無理もありません、筋力トレーニングを正しいフォームで実践することは専門家であるトレーナーですら難易度が高く、間違ったフォームでトレーナーに従事しているスタッフも山のようにいます。

唯一、確実に正しいフォームで筋力トレーニングを実践できる方法として、質の高いトレーナーや専門家のもとで指導を受けながら実践すること。しかし、費用や時間の問題から現実的にはかなり厳しいため、多くの人が独学やYouTubeなどの動画を見ながら行うことで間違ったフォームでの実践となり思ったような効果が出ないという現状があります。

 

筋力の問題ではない

膝関節症といえば、足の筋力が低下して膝のクッション性が低下するというメカニズムが大方の相場です。

そうであれば足の筋肉がしっかりとついている人は膝関節症になることはないはず。しかし、現実にはスポーツをしていた人や、毎日しっかりと筋力トレーニングを行っている人などでも膝関節症でお悩みの人は多くいます。

もちろん、筋力が低下することで膝関節症になってしまった人が多くいることも事実です。しかし、筋力の低下が膝関節症の原因ではない人がどれだけ筋力トレーニングを実践しても思うような効果が出ないことは明白です。

 

オーバーワーク(やりすぎ)

膝関節症を1日でも早く改善したい。

このような気持ちから、毎日のように筋力トレーニングを実践する人がいます。しかし、明らかなオーバーワークは効果を半減させるだけでなく症状悪化の原因となることもあります。

筋力トレーニングは、10回のトレーニングを20回行えば効果が倍増するというものではありません。正しいフォームで正しい回数実践することが一番効果的です。

しかし、多くの人が回数を増やしたり、新しい筋力トレーニングを取り入れたりとオーバーワークになってしまうため思ったような効果が出なくなってしまいます。

 

膝関節症の改善に効果的なおすすめ運動療法を紹介

筋力トレーニングは正しく実践することができれば膝関節症の改善には効果的ではあります。

ただし、正しく実践すること自体がみなさんが思っているよりも難易度が高いため、単独で実践することはおすすめできません。

では、誰でも簡単にできて膝関節症の改善に効果的な運動療法とは何か?以下では膝関節症の改善に効果的な運動療法を解説していますのでよろしければ参考になさってください。

 

タオルトレーニング

安全に実践できる太ももの筋力向上のためのトレーニングです。

バスタオル1枚もしくは、フェイスタオル3~4枚ほどをご用意ください。

【実践方法】

  1. タオルを丸めます。
  2. 仰向けになり、片膝の裏に丸めたタオルを設置します。
  3. ゆっくりと膝を伸ばしながら膝裏でタオルをおしつぶします。
  4. 太ももの前に力が入っている感覚があればOKです。
  5. 10回×2~3セットを目安に実践します。

注意点は、タオルが少なすぎて薄い状態だと、膝が伸びすぎて(過伸展)しまい負担がかかってしまいます。

なるべく厚みを持たせた状態で実践しましょう。

 

ラジオ体操

膝関節症とラジオ体操って何の関係があるの!?

このような疑問を持たれた人も多いのではないでしょうか。

もちろん、ラジオ体操が膝に直接的に働きかけてくれるわけではありません。

ただし、ラジオ体操は全身の関節をしっかりと動かし、機能的な体を作りあげてくれるように考えつくされています。

これほどの万能ストレッチは他にはありません。

膝関節症といっても、膝の動きだけを改善すればよいわけではなく、全身の体を機能的に保つ必要があります。

そのための運動療法としてラジオ体操は効果的で、膝関節症に関わらず、腰痛や肩こりなどあらゆる不調改善におすすめです。

 

ウォーキング

歩く、という動作は人間の基本動作です。

やはり、この動作をくり返し行うことは膝関節症の改善には必要不可欠だと考えます。

ただし、膝関節症の人は以下の注意点に気を付け実践するようにしましょう。

  • アスファルトではなく土の上を歩く
  • 運動靴を着用する
  • サポーターを巻きながら歩かない
  • かばうほどの痛みがあるときは歩かない

膝関節症のときに歩く方が良いか?歩かない方が良いかのくわしい解説は別ページで特集を組んでいますので、よろしければご覧ください。

膝関節症のときは歩かない方が良い?

 

膝関節症のお悩みは神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へ

神戸市の住吉鍼灸院・接骨院では、多くの膝関節症の改善実績がございます。

なかなか改善しない膝関節症でも的確な施術で改善へと導くことができるため、お悩みの人はぜひ一度ご来院ください。

 

膝だけにとらわれない全身調整

膝関節症の原因が膝だけにあればこれほど楽なことはありません。

しかし、現実は膝関節症の原因が全身のあらゆる場所にあることがほとんど。

このような状況で、膝だけに施術を実施しても思うような効果は期待できません。

住吉鍼灸院・接骨院では、膝の痛みひとつに対しても全身への施術を行います。

体のあらゆる場所に潜んでいる原因を見逃すことなく、的確にアプローチすることで頑固な膝関節症でも改善させることが可能です。

 

丁寧なヒアリング&アドバイス

住吉鍼灸院・接骨院では、施術だけでなく、施術開始前のヒアリング、施術後のアドバイスにも力を注いでいます。

決して、その場だけの満足にとどまらないように、ご自宅でできるセルフケアの方法や日常生活で注意してほしいことなどもお伝えさせていただきます。

わからないことや心配ごとは遠慮なさらずにお話ください。懇切丁寧に対応させていただきます。

 

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もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。

相談は無料で行っております。

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このブログを書いた人

ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
ROLQ 整骨院グループ 代表 関野圭介
運営店舗:三ノ宮鍼灸整骨院/住吉鍼灸院・接骨院/小顔ハイフ痩身専門サロン
症状の基本的な原因は患者様が一人一人持っていて、その一つ一つを患者様と共に見つけていく。 そして、最適な施術を提供し、改善した時の喜んで頂いている時の患者様の笑顔。患者様から頂く「ありがとう」の一言。 それを求めて日々頑張っています。整形外科や歯科医師とも連携し、患者さんに適切な治療ができるようにこれからも頑張ります。