「筋肉痛と肉離れって何が違うの?」
「筋肉痛と肉離れの見分け方は?」
神戸市東灘区の「住吉鍼灸院・接骨院」では、筋肉痛や肉離れでお悩みの方が連日のように来院されています。
当店では、お客様との対話に力を入れており、気軽に質問をしていただけるような雰囲気づくりのおかげで、筋肉痛や肉離れに関する多くの質問をお客様からしていただけます。
なかでも多い質問が「筋肉痛と肉離れの違いについて」です。
あまりにも質問が多いため、本ページを利用して全国で同じような疑問をお持ちの方にも筋肉痛と肉離れの違いについてわかりやすくお伝えさせていただこうと思います。
筋肉痛と肉離れの違いは、発症するまでの時間や回復までに要する時間などを参考に見分けます。
どちらも、筋肉が傷つくという点に関しては同じですので、それぞれの特徴を把握したうえで見分けがつくようにしておきましょう。
誰もが一度は経験したことのある筋肉痛。
筋肉痛が発症するメカニズムは、普段使用しない筋肉を使うことで、筋肉を構成している筋繊維が傷つき炎症を起こしている状態です。
筋肉痛の場合、過度な力が筋肉に加わっているわけではないため、筋肉の損傷もわずかですが、損傷を起こした部分に炎症が起きると「痛み」として伝わるようになります。
筋肉痛を「痛み」として感じるまでには、数時間~翌日・翌々日掛かることが特徴です。
よく「歳をとると筋肉痛が遅くなる」という言葉を耳にしますが、実際には筋肉痛が発症するまでの時間と年齢に相関関係があるというよりは、運動強度と時間に相関関係があるという見方をする専門家もいます。
筋肉痛の痛みが解消するまでには、2~3日ほど掛かることが大半ですが、ほとんどの場合は何もしなくても自然と痛みが治まることも特徴です。
肉離れは、スポーツや生活活動のなかで無理な動きや強度の高い動作を行ったさいに、筋肉を構成している筋繊維が負担に耐え切れなくなり一部、または広範囲に断裂した状態を指します。
肉離れは、その状態によってⅠ~Ⅲ度に分類されており、
【Ⅰ度・軽症】
微小損傷。筋肉、筋膜に大きな断裂がない。筋繊維が引きそばされた程度。圧痛のみの場合が多い。施術期間・回復期間は1〜2週間ほど。
【Ⅱ度・中等症】
部分断裂。筋肉、筋膜の一部が断裂している状態。皮下出血、圧痛、陥凹がある。自立歩行できるが困難を伴う。施術期間・回復期間は4週〜2ヶ月ほど。
【Ⅲ度・重症】
筋繊維の広範な断裂や筋膜の断裂。外観上で凹みが確認でき、非常に強い痛みのため自立歩行はほぼ不可能。場合によっては手術の適応となる。 このように分類されます。 回復期間も肉離れの状態によって大きく異なるため、必ず医療機関・整骨院などの専門施設への来院が必要です。
筋肉痛と肉離れの特徴や違いをお伝えさせていただきましたが、以下では、より実践的な筋肉痛と肉離れの見分け方を解説していきます。
まず、大前提として「〇〇」と「△△」を見分けるという場合、より最悪なケースを招く危険性があるものから否定していきます。
つまり、ここでは「肉離れ」のほうが、より危険性の高い筋損傷であるため「肉離れかな?」と疑いを向けることが大切です。
まず、肉離れを発症したときには「プチッ」という音が聞こえることがあります。
音の表現については「ポキッ」「パキッ」など、発症者によって表現が異なりますが、何かしらの筋繊維が切れる音が聞こえたら肉離れを疑いましょう。
また、肉離れによる広範囲の筋断裂の場合は、力が入らない、立ち上がることができない、
歩くことができないなどの機能制限がその場ででることがあります。
最後に、肉離れの場合は「皮下出血班」と呼ばれる内出血のような打身が発症直後から出現する場合があります。
これらの特徴にあてはまる部分があれば、肉離れの疑いが強くなるため、医療機関や整骨院で然るべき処置を受けましょう。
肉離れを発症したときは、ただちに医療機関や整骨院に行くことがベストですが、その場の応急処置が適切に行うと、症状の緩和や施術期間の短縮につながることがあります。
肉離れの応急処置には「RICE処置」が用いられます。RICE処置とは、以下の処置の頭文字をとった造語です。
最初に、損傷部位に負担をかけないように休息が必要です。傷ついた筋肉を安静に保つことが炎症の軽減と治癒につながります。負傷部位を使用しないように注意しましょう。
腫れと炎症を抑えるために氷を使います。氷は直接肌に触れないようにし、氷パックや氷をタオルで包むなどの方法で使用します。15~20分ごとに氷を傷ついた部位に当て、皮膚の冷やけを防ぎましょう。冷却は負傷直後から最初の48時間程度行います。
傷ついた箇所に軽い圧迫を加えることで、腫れを軽減します。弾性包帯を使って傷ついた部位をサポートし、腫れが拡大しないようにします。包帯を巻きすぎず、血流を遮断しないように注意しましょう。
患部を持ち上げることで、血液の滞留を減らし、腫れを抑えます。傷ついた部位を心臓よりも高く保つようにしましょう。特に足首やふくらはぎの肉離れの場合、脚を挙げることが重要です。
神戸市東灘区住吉鍼灸院・接骨院では、肉離れの処置&アフターケアを行っています。
肉離れは、はじめの処置も大切ですが完治後のアフターケアも大切です。
たとえば、肉離れを発症した側をどうしてもかばってしまう。
肉離れの施術を終わっているのに何故か痛みがでるなど。
肉離れを一度発症したのち、施術終了後にもさまざまな悩みを抱えている人は少なくありません。
神戸市東灘区住吉鍼灸院・接骨院でも、肉離れのアフターケアに連日多くの人が来院されている状態です。
では、なぜ住吉鍼灸院・接骨院のアフターケアに多くの人が来院されているのか?
それは独自の「全身調整法」にあります。 住吉鍼灸院・接骨院では、痛みや不調部位に一切とらわれない「全身調整」を行っています。
たとえば、太ももの肉離れのアフターケアに来られた方に対しても、太ももを中心に施術するわけではなく「全身」に対して施術を行います。
体のどこに「問題」があるかは人それぞれ。決して悪いところに問題があるわけではありません。
住吉鍼灸院・接骨院では、ひとつの痛みや不調に対しても広い視野でアプローチができるため多くの人に御支持いただいていると自負しています。
もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。
相談は無料で行っております。
電話で予約する場合 ↓ 078-855-6615