変形性股関節症で「ヨガ」はNG?正しい認識と実践方法を神戸市東灘区の接骨院が解説

「変形性股関節症にヨガは効果的ですか?」

神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院では、変形性股関節症でお悩みの多くの方が連日来院されていますが、変形性股関節症とヨガについての質問をよく受けます。

健康のための運動の象徴にもなっているヨガ。

疾患予防や不調改善にも効果的なヨガですが、変形性股関節症にも同じように効果があるか疑問に感じる人も少なくないようです。

本ページでは、そんな変形性股関節症とヨガについての関係性を神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院がわかりやすく解説していきますので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

 

ヨガは変形性股関節症に効果的?

ヨガといってもさまざまなポーズがあります。

当然ですが、変形性股関節症に対して股関節に大きな負担を掛けるようなポーズをとれば、変形性股関節症の改善どころではありません。

つまり、ヨガが変形性股関節症に効果的であるかどうかは「ヨガの内容次第」といえます。

 

変形性股関節症改善の運動療法として「ヨガ」はおすすめできない

「変形性股関節症にヨガは効果的?」という言葉には以下ふたつの意味があります。

もし、ヨガをするのであれば「予防」目的での実践をおすすめします。

反対に、変形性股関節症の改善目的でのヨガの実践は下記の理由からおすすめできません。

 

股関節に負担が掛かるポーズが多い

変形性股関節症において、股関節を動かすことは予防の観点からみると大切なことですが、症状が進行した変形性股関節症においては股関節を動かさず負担を掛けないことが重要になる時期があります。

このような時期に、股関節を使うヨガのポーズをとると症状の悪化のリスクにつながるため注意が必要です。

また、ヨガのポーズの多くが股関節を開いたり、捻じったりする動きが多いため、変形性股関節症の発症時期においてはおすすめできません。

 

ポーズをとることが目的となりやすい

さまざまな目的がありヨガをはじめる人は多いですが、いつしか「ヨガで綺麗なポーズをとる」ことが目的となる人が多い傾向にあります。

もちろん、綺麗なポーズをとることで満足度があがり、心のリフレッシュにつながるという効果が期待できるため、そのこと自体を否定するわけではありません。

ただし、綺麗なポーズをとることに執着してしまうと、股関節をはじめとした体へ強い負担が掛かってしまい変形性股関節症の悪化につながることがあるため注意が必要です。

 

変形性股関節症の原因とは?

変形性股関節症の改善方法としてヨガがおすすめできないと言われても少し納得できない人も多いはずです。

そんな人は、まず変形性股関節症の原因に目を向けてみましょう。 以下でくわしく解説していきます。

 

臼蓋形成不全

変形性股関節症になる原因のほとんどが臼蓋形成不全によるものです。

股関節には「臼蓋」と呼ばれる受け皿のようなものがあり、臼蓋に大腿骨頭と呼ばれる太ももの骨がはまるように形成されているのが股関節です。 しかし、この受け皿となる臼蓋が狭くなるなどの形成不全を起こす状態を臼蓋形成不全と呼びます。

臼蓋形成不全は女性に多く、若年期には自覚がなく中高年期に入ると股関節の痛みなどの自覚症状が出現することが特徴です。

日本人に臼蓋形成不全が多い理由は、股が開かないおむつや抱っこ紐などの着用によって外側から股関節を押し付けるような圧力が加わってしまうことだと言われています。

現代のおむつは、昔のものとは違いその点に配慮したものがほとんどのため、臼蓋形成不全の人口自体は今後減少傾向にあるかもしれません。

 

遺伝

臼蓋が狭くなると、臼蓋から大腿骨頭はずれてしまう「先天性股関節脱臼」と呼ばれる疾患を発症しますが、およそ3割以上に遺伝性が認められているとの報告があります。

もし、ご自身と血縁関係のある女性に先天性股関節脱臼の既往歴がある場合は、一度くわしい検査を医療機関等で受けられることをおすすめします。

 

肥満

体重が増加すれば、股関節に掛かる負担は大きくなります。

そのため、肥満は変形性股関節症の原因として注目されていますが、専門家のなかには肥満と変形性股関節症には直接の関係性はないという見解を報告されている方々もいます。

変形性股関節症のほとんどの原因が臼蓋形成不全であることを考えれば、無理に股関節を動かすことのリスクの高さが少し理解できるのではないでしょうか。

 

変形性股関節症の改善におすすめの運動療法

では、股関節に過度な負担を掛けないおすすめの運動療法はどのようなものがあるのでしょうか。 以下に、おすすめの運動療法をご紹介していますので、参考になさってください。

 

水中ウォーク

水中での運動は、関節にかかる負担を軽減しながら筋力や柔軟性を向上させることができます。

とくにプールでのウォーキングは股関節への負担を軽減させながら効果的な有酸素運動ができるため、陸上でのウォーキングで痛みを発症してしまう人でも行うことが可能です。

ただし、プールを併設している医療機関や整骨院などは少ないため、市営プールやフィットネスジム等を利用する必要があるため、手間とお金が掛かってしまう点がデメリットです。

 

自転車エルゴメーター

エアロバイクと呼ばれる自転車式のエルゴメータも変形性股関節症の運動療法としてはおすすめです。

自転車エルゴメーターのメリットは、ウォーキングと違い、股関節へ衝撃が伝わることなく、股関節の適度な運動と筋力トレーニングを平行できる点。 ただし、膝や股関節の痛みを感じたときには無理をせず負荷を下げるか運動を中止するようにしましょう。

 

体幹トレーニング

体幹トレーニングとは、お腹や背中をはじめとした体の中心部を鍛えるトレーニング方法。

理想的な姿勢の維持には必要不可欠なトレーニングのため、変形性股関節症だけでなく多くの疾患においても大切なトレーニングです。

 

変形性股関節症にお悩みなら神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へ

施術内容

変形性股関節症にお悩みの方は一度、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へお越しください。

当店では、変形性股関節症のお悩みを独自の「全身調整法」を用いて改善へと導きます。

上記にあてはまる場合は、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院がお役に立てることがあるかもしれません。

改善が難しいといわれている変形性股関節ですが、痛みがなく快適な日常生活を送ることは十分に可能です。

ぜひ、一度当店へお越しいただき、その効果を実感してみてください。

 

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相談は無料で行っております。

 

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