爪にへこみがあることに気づき、「もしかして病気かも」と不安になった経験はありませんか?
触ってもしこりや腫れはない。でも確かにへこんでいる。ネットで調べてみると「重大な病気のサイン」という情報も出てきて、さらに不安が募る…。
実は、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へ来院される患者さんのなかにも、爪のへこみに対して不安や疑問を口にされる方は少なくありません。
本ページでは、そんな不安や疑問を少しでも解消して貰えるように、当院が爪のへこみについて詳しく解説します。
どんな原因があるのか、どうすれば改善できるのか、病院に行くべきケースはどんなケースなのか。分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
爪は体の健康状態を映す鏡です。
爪は皮膚の一部が変化したもので、ケラチンというタンパク質でできています。爪が作られる過程で何らかの問題が起きると、その痕跡がへこみや凹凸として爪に現れます。
つまり、爪のへこみは「今、体の中で何かが起きている」あるいは「数週間〜数ヶ月前に何かがあった」という変化に対するサインなのです。
・栄養が足りていない
・ストレスがかかっている
・睡眠が不足している
・何らかの病気が隠れている。
このような変化を爪の状態として教えてくれます。
もちろん、過度に不安を感じる必要はありません。
ただし、「爪のへこみくらい大したことない」と放置するのではなく、体からの無言のメッセージとして受け止める意識は持ちましょう。

「爪のへこみ」と言っても、へこみ方によって原因が異なります。
まずは自分の爪のへこみがどのタイプなのかを確認してみましょう。
爪の根元から先端に向かって横に走る溝のようなへこみを「ボー線(ボー溝)」と呼びます。
これは爪が作られるときに何らかの問題があったことを示すサインでもあります。
例えば、
・高熱を出した
・手術を受けた
・強いストレスを受けたと
などの出来事が原因になることが多いです。また、栄養不足でも現れます。
ボー線の特徴は、時間が経つと爪の成長とともに先端に向かって移動していくことです。爪が1ヶ月に約3mm伸びるため、へこみの位置を見ることで「数週間〜数ヶ月前に何かあった」と予想できます。
複数の爪に同じようなへこみが出ている場合は、全身的な問題(栄養不足や病気)の可能性を視野に入れましょう。
爪の根元から先端に向かって縦に走る線は、加齢による変化が最も多い原因で、多くの方に見られる爪の状態でもあります。
肌にシワができるのと同じように、爪も年齢とともに縦線が目立つようになります。これは自然な老化現象なので、過度に心配する必要はありません。急に縦線が深くなった場合や、乾燥や栄養不足で目立ってきた場合は、保湿や栄養補給で改善できる可能性もあります。
40代以降の方で縦線が気になる場合は、まずは保湿ケアとバランスの良い食事を心がけてみてください。
爪の表面に小さな点状のへこみ、まるでピンで突いたような穴がたくさんある場合は「爪甲点状陥凹」と呼ばれる状態です。
これは乾癬などの皮膚疾患や、円形脱毛症との関連が指摘されています。複数の爪に現れやすく、自然に治ることは少ないため、皮膚科での診察をおすすめします。
ちなみに、接骨院では対応できない症状ですので、このタイプのへこみが見られる場合は医療機関を受診してください。
爪がへこむ原因は上記のようなものが考えられます。以下で、詳しく紹介していきます。
爪はケラチンというタンパク質でできているため、タンパク質が不足すると爪が弱くなり、へこみやすくなります。
また、爪の成長には亜鉛が欠かせません。亜鉛が不足すると爪の成長が遅くなり、表面にでこぼこができやすくなります。鉄分も重要で、鉄分不足による貧血があると爪が薄くなってへこみやすい状態になります。
ダイエット中の人や偏食の人は特に注意が必要です。
「最近あまり肉や魚を食べていない」
「野菜中心の食事が続いている」という方は、栄養不足が原因の可能性が高くなります。
バランスの良い食事が大切ですが、特にたんぱく質を意識して摂取するよう心がけましょう。
ストレスや睡眠不足も爪のへこみの原因として多いです。
ストレスがかかると、体は緊張状態になり血管が収縮します。すると爪の根元にある爪母(爪を作る場所)に栄養が届きにくくなり、爪の成長が妨げられてへこみができるのです。
また、睡眠不足は成長ホルモンの分泌を減少させます。
成長ホルモンは爪の再生にも関わっているため、睡眠が不足すると爪の成長が遅れたり、質の悪い爪ができたりします。
・仕事が忙しい人
・育児中で睡眠時間が確保できない人
・慢性的にストレスを感じている人
このような人は、爪がへこむリスクが高くなる傾向にあります。
乾燥や外からのダメージも爪のへこみの原因になります。
爪も肌と同じように乾燥します。水仕事が多い方、ネイルを頻繁にする方、除光液を使いすぎている方は、爪が乾燥してもろくなりやすい状態にあります。
乾燥した爪は柔軟性を失い、小さな衝撃でもへこんだり割れたりしやすくもなるのです。
また、爪を噛む癖がある人や、爪に物理的なダメージを与える機会が多い人も、爪がへこみやすくなります。保湿ケアをしっかり行うこと、除光液の使用頻度を減らすこと、爪に優しい生活習慣を心がけることで改善できるケースも多いです。
最も注意すべきが病気の前兆やサインによる爪のへこみです。
爪のへこみは、以下のような病気のサインである可能性もゼロではありません。
| 病気 | 爪への影響 |
|---|---|
| 貧血 | 爪が薄くなり、へこみやすくなる |
| 甲状腺機能低下症 | 爪の成長が遅くなり、でこぼこができる |
| 乾癬などの皮膚疾患 | 点状のへこみが特徴 |
| 糖尿病 | 血行不良により爪の成長が妨げられる |
| 肝臓や腎臓の病気 | 栄養の代謝や排出に問題が起き、爪に影響が出る |
複数の爪に同じような症状が出ている場合、だるさや動悸、息切れなど他の症状も伴っている場合は、医療機関での検査をおすすめします。接骨院では診断はできませんが、「これは一度病院で診てもらった方がいい」という判断はできます。不安な場合はまずご相談ください。
40代以降になると、爪も老化します。
爪の成長速度が遅くなり、縦線が目立つようになったり、表面がでこぼこになったりするのは自然な老化現象です。過度に心配する必要はありませんが、栄養やケアで改善できる部分もあります。ただし、急激に変化が現れた場合は、加齢だけが原因ではない可能性があります。「今までなかったのに最近急に」という変化には注意が必要です。
自分の爪の状態を定期的にチェックする習慣をつけましょう。以下の方法で確認できます。
【10本の爪を比較する】
まずは両手の爪10本を並べて見てみましょう。複数の爪に同じような症状が出ているかどうかを確認します。1本だけの場合は外的なダメージ、複数の場合は全身的な問題の可能性が高いです。
【へこみの方向を確認する】
横方向の線状へこみ(ボー線)なのか、縦方向の線なのか、点状のへこみなのかを確認します。それぞれ原因が異なります。
【へこみの深さを見る】
浅いへこみなのか、爪楊枝の先が入るくらい深いへこみなのかを確認します。深いほど問題が大きい可能性があります。
【色の変化はあるか】
へこみと同時に爪の色が白っぽくなっている、黄色くなっているなどの変化があれば、病気のサインの可能性が高まります。
【他の症状はあるか】
だるさ、動悸、息切れ、肌の乾燥、髪の抜け毛など、爪以外の症状も伴っているかをチェックします。
【記録を取る】
スマホで爪の写真を撮っておくと、変化がわかりやすくなります。月に1回程度、定期的に記録すると進行しているか改善しているかが一目瞭然です。
爪のへこみの改善には、タンパク質・亜鉛・鉄分・ビタミンB群の摂取が欠かせません。
タンパク質は肉・魚・卵・大豆製品から、亜鉛は牡蠣・レバー・ナッツ類から、鉄分はレバー・ほうれん草・ひじきから摂取できます。ビタミンB群は豚肉・玄米・納豆などに多く含まれます。
ダイエット中の方も、無理な食事制限は避けて必要な栄養はしっかり確保してください。どうしても食事だけで補えない場合は、サプリメントを活用するのもひとつの方法です。バランスの良い食事は、爪だけでなく体全体の健康につながります。
1日7〜8時間の睡眠を確保し、質の良い睡眠を心がけましょう。
寝る前のスマホは睡眠の質を下げるので控えめに。ストレス解消法を見つけることも大切です。運動、趣味、リラックスタイムなど、自分なりの方法を持っておくと良いでしょう。
整骨院での施術も効果的です。体をほぐすことでリラックスでき、自律神経が整います。慢性的なストレスや疲労を感じている方は、定期的に体のメンテナンスを受けることをおすすめします。
ハンドクリームをこまめに塗り、ネイルオイルで爪の根元を保湿しましょう。
水仕事の後は必ず保湿する習慣をつけてください。除光液は使いすぎないこと、爪を噛む癖がある方はやめる努力をすること。爪は優しくケアすることが大切です。
以下のような場合は、医療機関での検査をおすすめします。
・急に爪がへこんできた
・複数の爪に症状が出ている
・爪の色が変わってきた
・だるさ、動悸、息切れなど他の症状がある
・貧血の症状(めまい、立ちくらみ)がある
皮膚科や内科で検査を受けることで、早期発見・早期治療につながります。「様子を見よう」と放置せず、不安がある場合は早めに受診してください。

爪のへこみは、体からの大切なメッセージです。
神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院では、こうした体全体の健康状態についてもご相談いただけます。
栄養や生活習慣のアドバイス、ストレス解消のための施術、血行改善の施術など、総合的にサポートいたします。
気になることがあれば何でもお気軽にご相談ください。
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