このような条件にあてはまる方は「反り腰」を疑う必要があります。
反り腰は、姿勢が悪く見えるという美容上の問題だけではありません。
放っておくとさまざまな不調を発症してしまう危険性を伴うため、早期に改善する必要があります。
本ページでは、反り腰についてをわかりやすく解説するとともに「整骨院で反り腰は解消できるの?」「ご自身でできるセルフケアの方法は?」などもあわせてお伝えさせていただきます。
反り腰を簡単に説明すると、必要以上に腰が反っている状態です。
もともと、人の体(脊椎)はS字カーブのような形をしています。これを「生理的彎曲」と呼び、首の骨(頸椎)は前弯、胸の骨(胸椎)は後弯、腰の骨(腰椎)は前弯の形状になっています。
つまり、腰の骨はもともと反っている状態で全身のバランスを保っているのですが、この反りが過度になっている状態が反り腰です。
反り腰を整骨院で改善することは十分に可能です。
反り腰は、ほとんどの場合が後天性。
生まれたあとの環境が原因となり反り腰になっています。 そのため、整骨院で適切な施術を受けるとともに、反り腰になった原因を特定し解消すれば反り腰は十分に改善できるでしょう。
ただし、適切な施術と原因の特定のどちらかが欠けてしまうと、反り腰を改善することは難しくなります。
では、反り腰の原因とはどのようなものがあるのでしょうか。
反り腰の原因はさまざまですが、代表的なものは以下のふたつです。
ひとずつくわしく解説していきます。
ご自身にあてはまる部分がないか確認してみましょう。
肥満によりお腹がぽっこりと出てしまうと、体はバランスを取るように腰を反らせます。
肥満とは違いますが、妊婦さんの姿勢をイメージすると分かりやすいかもしれません。
このような姿勢が長期間続くと、腰が反っている状態で関節や靭帯が固まってしまい反り腰になってしまいます。
日頃から脚を組む姿勢や椅子に浅く座るなどの不良姿勢をしていると次第に体のバランスが崩れ反り腰の原因となります。
「反り腰だから、腰を反る姿勢だけに気を付ければ大丈夫」
という認識をされている方も多いですが残念ながら間違いです。
体は全身でバランスを取っています。
そのため、反り腰といえども首や肩、膝や足のバランスの崩れが引き金となることは十分にあります。
長時間のデスクワークやスマホ操作はもちろん、腕組みや頬杖え、お姉さん座りや体育座りなど、日常生活にはさまざまな不良姿勢が潜んでいます。
反り腰は見た目だけの問題ではなく、以下の疾患を引き起こすリスク要因になります。
腰椎と腰椎の間にありクッション材の役割をしている椎間板。
この椎間板が腰椎の圧迫により潰れてしまい、椎間板のなかに存在する髄核が押し出される状態が腰椎椎間板ヘルニアです。
押し出された髄核が神経を刺激させると、腰痛や、脚のしびれがでることがあります。
10~40代と比較的若い年齢層に多く、とくに20代の男性に多くみられる疾患です。
脊椎には脊柱管という神経の通り道があります。 この通り道には神経とともに靭帯も存在しているのですが、様々な原因により靭帯が肥厚してしまい脊柱管が狭くなる状態が腰部脊柱管狭窄症です。
肥厚した靭帯が神経を刺激させると、腰痛や、脚のしびれがでることがあります。
ヘルニアとは違い、50~80代と中高年層に多い疾患です。
原因がはっきりと分からない腰痛は、腰痛全体の60~70%を占めています。
レントゲン、MRIなどの画像検査を行ってもとくに異常がみられない腰痛は「腰椎症」と診断される場合が大半です。
ぎっくり腰は「急性腰椎症」「急性腰部捻挫」などの疾患名で呼ばれることが多く、日常生活の些細な動作で腰に激しい痛みが走ることが特徴。
くわしいメカニズムは原因は分かっていないものの、日常生活の姿勢や体の使い方がリスク要因のひとつだと考えられています。
反り腰は、方法や注意点を知ることで十分に予防&改善できます。
今日からでも実践可能な簡単な方法をご紹介しますので、ぜひお試しください。
反り腰の予防&改善にもっとも大切なことは姿勢や体の使い方を気を付けること。
多くの方が誤解されている考え方は「何かを足す」という足し算の思考。トレーニングや健康グッズなどを用いて反り腰を予防&改善するなど何かを足そうとする考えが多い傾向にあります。
しかし、もっとも大切な考え方は「原因を引く」という引き算の思考。日常生活で当たり前のようにしていた不良姿勢が原因で反り腰になっている可能性があるなかで、この原因を引くことをしてあげなければ、いくら足しても反り腰は改善しません。
肥満が反り腰の原因となるため、適正体重のキープは反り腰の予防&改善に効果的です。
まず、ご自身の適正体重を以下の計算式から算出してみましょう。
※1)適正体重=身長(m)×身長(m)×22 適正体重よりもオーバーしている場合は食事と運動のコントロールで適正体重を目指す必要があります。
体幹とは、手足などをのぞく体の中心部のこと。
とくに腹筋、背筋は姿勢にかかわる筋肉として知られており、体幹が弱くなると姿勢が崩れやすいとされています。
体幹トレーニングの種類は様々で、YouTubeなどで解説動画なども多く出回っているため興味がある方は調べてみてください。
ただし、先述したように、反り腰における体幹トレーニングはあくまでも足し算です。
つまり、体幹トレーニングだけでは反り腰を予防&改善することは難しく、日常生活の姿勢や体の使い方に気を付けることを大前提としてプラスαの位置づけとして体幹トレーニングを実践されることをおすすめします。
長年付き合ってきた頑固な反り腰を改善させるのは容易ではありません。
自分で色々な方法を試してみたけど思うように反り腰が改善しない方は、神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」にお任せください。
反り腰ひとつとっても調整する部位は全身です。
住吉鍼灸院・接骨院では、独自の全身調整法により頑固な歪みやバランスの崩れを確実に矯正することができます。
矯正方法も、カイロプラクティックの要素を取り入れたアジャストメントを行う場合や、状況に応じて無痛無刺激の矯正を行うなど、一人ひとりの体の状況や要望に合わせた施術方法を提供させていただきます。
反り腰を施術だけで改善させることは不可能です。
日常生活の姿勢や体の使い方。トレーニングの方法など、反り腰を改善するために知っていただきたいことは山ほどあります。
住吉鍼灸院・接骨院では、これまでの豊富な経験をもとに反り腰を改善するために必要なことをすべてお伝えさせていただきます。
当店と来院者様の「二人三脚」で頑固な反り腰をしっかりと解消させましょう。
もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。
相談は無料で行っております。
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