変形性股関節症では、みなさんが知らず知らずのうちに「やってはいけないこと」をしていることがあります。
知らないうちに「やってはいけないこと」をしてしまうと、自覚がないまま変形性股関節症が思うように改善しなかったり、悪化したりするため「何でよくならないんだろう」と途方に暮れてしまう人も多いはず。
そんな人は、変形性股関節症で「やってはいけないこと」を理解しておくことが大切です。
本ページでは、変形性股関節症で「やってはいけないこと」を神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院がわかりやすくお伝えさせていただきます。
変形性股関節症で「やってはいけないこと」
では早速、変形性股関節でやってはいけないことをご紹介していきます。
自身で心あたりのあるものを確認してみましょう。
立ち仕事
長時間の立ち仕事は、股関節への大きな負担となります。
こまめに休憩や椅子に座れる仕事であればよいですが、数時間立ちっぱなしの仕事はできるかぎり避けたほうが良いでしょう。
重たい荷物を運ぶ仕事
重たい荷物を持っているときには股関節や腰に大きな負担が掛かっています。
また、重たい荷物を持ち上げるときには股関節を曲げる必要があり、曲げた状態で重たい重量が加わることで負担が増大します。
脚を組む
脚組みは、股関節を捻る動作のため大きな負担が掛かります。
また、股関節への負担だけでなく骨盤や背骨の歪みにもつながる不良姿勢のため、絶対にやってはいけない姿勢のひとつです。
あぐら・正座
あぐらや正座も脚組みと同じように股関節を捻る・過度に曲げる動作のため大きな負担が掛かります。
床生活
床に座る生活は、あぐらや正座など股関節に負担が掛かりやすい姿勢が多いことに加えて、立ち座り時に股関節に負担が掛かりやすいためおすすめできません。
過度な運動&ストレッチ
過度な運動やストレッチは股関節へ大きな負担を掛けてしまうためやってはいけません。
とくに、股関節の痛みがひどいときに硬いコンクリートのうえを歩くようなウォーキングや、重量を持っての筋力トレーニングなどは注意が必要です。
また、自身の変形性股関節症の状態が分かっていないなかでYouTubeなどのトレーニング動画を実践することもおすすめできません。
変形性股関節症で「やるべきこと」
変形性股関節症でやってはいけないことはお伝えさせていただいたとおりです。
では、反対に変形性股関節症で「やるべきこと」はどのようなものがあるのでしょうか?
以下では、変形性股関節症で「やるべきこと」をわかりやすくお伝えさせていただいております。
ぜひ、今日から実践して頑固な変形性股関節症の対策&予防をしていきましょう。
椅子生活の導入
変形性股関節症は股関節への負担を軽減させることが大切です。
日常生活において、あぐらや正座の座り方がメインとなる床生活は、股関節への負担が大きいため「椅子生活」の導入をおすすめします。
すべてを椅子生活にできなくても、家のなかに椅子に座る空間がひとつあるだけでも股関節への負担を軽減させることができるためおすすめです。
運動・ストレッチ
関節や筋肉は使わないければ衰退していきます。そのため、運動やストレッチは関節や筋肉を機能的に動かし続けるために必要不可欠です。
ただし、変形性股関節症では過度な運動やストレッチは症状悪化のリスクを生じます。
そのため、股関節に無理な負担を掛け過ぎずにできる運動を実践するようにしましょう。
なかでも水中ウォークは股関節への負担が少なくおすすめです。
また、ストレッチやヨガなどを行う場合は、股関節に負担の掛からないポーズを選ぶ必要があります。
姿勢の見直し
上記で説明させていただいたように姿勢を見直し、正しい姿勢で日常生活を過ごすことが変形性股関節症には必要不可欠です。
とくに、脚組みやあぐらは骨盤のバランスを歪め股関節に負担がかかるため、今すぐにでも辞めましょう。
適正体重の管理
体重が重くなるとそれだけ股関節に負担が掛かります。
そのため、体重が重すぎる場合は適正体重を保つことが変形性股関節症には必要不可欠です。
ご自身の適正体重は以下の計算式をご活用ください。
BMI = 体重(kg) / (身長(m) × 身長(m))
計算例として、体重が70kg、身長が1.75mの場合:
BMI = 70 / (1.75 × 1.75) ≈ 22.86
計算したBMIの値を以下のように解釈することが一般的です。
- BMI 18.5未満: 低体重(やせすぎ)
- BMI 18.5 – 24.9: 正常体重
- BMI 25 – 29.9: 軽度の肥満
- BMI 30以上: 中等度以上の肥満
自己判断は危険!?迷ったら専門施設へ相談がおすすめ
変形性股関節症は非常にデリケートな疾患です。
運動ひとつとっても、何をすればよいかは個人によって異なります。
そのため、自己判断での実践はリスクが大きすぎるためおすすめできません。
もし、変形性股関節症を改善したいけど「結局何をすれば良いのかわからない」「不安なことが多すぎる」という気持ちがある人は一度専門施設へご相談ください。
一番はじめに行くべきおすすめ施設は「医療機関」です。
医療機関で、然るべき検査や診断を受けたのち、整骨院や整体院などへの通院を視野に入れることをおすすめします。
変形性股関節症にお悩みなら神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へ
もし現在、変形性股関節症にお悩みなら一度、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へお越しください。
住吉鍼灸院・接骨院では、以下の施術方針により変形性股関節症でお悩みの多くの方にご来院いただいています。
股関節症だけにとらわれない全身調整
変形性股関節症の原因は股関節だけではなく全身に至ります。
このような状況で、股関節だけに施術を実施しても残念ながら思うような効果が期待できません。
住吉鍼灸院・接骨院では、変形性股関節症に対しても全身への施術を行います。
体のあらゆる場所に潜んでいる原因を見逃すことなく、的確にアプローチすることで頑固な変形性股関節症でも改善を目指すことが可能です。
丁寧なヒアリング&アドバイス
変形性股関節症を改善するためには日常生活の過ごし方、やってはいけないことをしっかりと理解することが大切です。
住吉鍼灸院・接骨院では、質の高い施術をもちろん、日常生活の過ごし方などのアドバイスも徹底して行わせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください
もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。
相談は無料で行っております。
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