肩こりで気持ち悪くなってしまう理由と対処法を神戸市の接骨院が解説

現代の生活環境において、多くの人々が肩こりに悩まされています。

とくに、肩こりで『気持ちが悪い』と感じたことが一度でもある方は、その不快感に日常生活の質が大きく損なわれた経験があるのではないでしょうか。

肩こりがただ筋肉だけの問題と思われがちですが、その背後にはさまざまな原因や関連症状が潜んでいます。

本ページでは、肩こりがなぜ気持ち悪くなるのか、その原因と連鎖する症状について神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院が詳しく解説し、さらには対処法や予防策についても触れていきます。

 

肩こりが原因で気持ち悪いと感じる理由とは?

肩こりが原因で気持ち悪くなる理由を理解することは、効果的な対策をとるためにも非常に重要です。 以下で詳しく説明していきますので、ぜひご覧ください。

 

血行不良

肩こりが発生する主な原因のひとつは血行不良です。

筋肉が長時間緊張状態にあると、血流が滞り、酸素や栄養素が筋肉に十分供給されなくなります。

その結果として、痛みや不快感が生じるだけでなく、血行不良に伴う吐き気や気持ち悪さを感じることがあります。

また、血行不良は神経への影響も及ぼし、自律神経のバランスが乱れることが原因でさらに全身に不調を来すことがあるのです。

 

自律神経の乱れ

肩こりが慢性化すると、自律神経のバランスが乱れることがあります。

自律神経は心臓や消化器官などの働きを無意識のうちに調整していますが、肩こりにより血流不足や筋肉の過緊張が続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることになります。

その結果、気持ち悪さや吐き気、さらには不眠や頭痛といったさまざまな症状が現れることがあります。

自律神経が正常に機能しないと、全身の健康に影響を与えるため、肩こり対策は重要です。

 

眼精疲労

現代社会ではパソコンやスマートフォンの長時間使用が増え、眼精疲労が肩こりの原因となることも多くなっています。

長時間画面を見続けることで目の周りの筋肉が疲労し、その疲労が肩や首の筋肉にも伝わります。 これにより、肩こりが悪化し、さらに目の疲れと相まって頭痛や吐き気を感じ、気持ち悪くなることがあります。

眼精疲労は視力の低下にもつながり、日常生活の質を大きく低下させるため、適切な休息と目のケアが不可欠です。

 

生理前

生理前に肩こりがひどくなる女性は多いです。

これはホルモンバランスの変動によるもので、特にプロゲステロンというホルモンの影響が大きいです。

このホルモンは体内の水分量を増加させ、筋肉や関節にむくみを引き起こすことがあります。

肩の筋肉がむくむと、それが痛みや凝りを引き起こし、気持ち悪さを感じる原因になるのです。 また、ホルモンバランスが自律神経に影響を与え、全体的な体調不良を引き起こすこともあります。

 

背中の凝り

肩こりが背中の凝りに波及し、さらに気持ち悪さを引き起こすことがあります。

肩と背中の筋肉は密接につながっており、肩の筋肉が緊張すると背中にも影響が及びます。

特に、肩甲骨周りの筋肉が緊張すると背中全体の血行が悪化し、筋肉が酸素不足になることで痛みや凝りを感じます。

この状態が続くと、全身に不調が広がり、気持ち悪さや吐き気を感じることがあります。

肩こりと背中の凝りは相互に関係しているため、一方だけ揉みほぐしたり、ストレッチをするなどのケアでは改善効果は期待できません。

 

肩こりと気持ち悪さを引き起こす症状

肩こりと気持ち悪さを引き起こす症状は多岐にわたります。以下でそれぞれの症状について詳しく説明します。

 

肩こりからくる頭痛

肩こりからくる頭痛は、緊張性頭痛と呼ばれる頭痛であることが一般的です。

このタイプの頭痛は、肩や首の筋肉が緊張し、それが頭部の筋肉に伝わり痛みを引き起こします。

頭痛は頭全体が重く感じるような鈍い痛みで、時には締め付けられるような感覚を伴うこともあります。

この頭痛はストレスや姿勢の悪さ、長時間のデスクワークなどが原因で発生しやすく、肩こりを解消することで頭痛も和らぐことが多いです。

 

肩こりからくるめまい

肩こりが原因でめまいを感じることがあります。

肩や首の筋肉が緊張すると、その周辺の血流が悪化し、脳への酸素供給が不足することがあります。

これにより、脳が十分な酸素を得ることができず、めまいを感じることがあります。

また、自律神経の乱れもめまいを引き起こす要因です。

特に、頸椎の変形や椎間板の問題がある場合、神経を圧迫することでさらに症状が悪化します。 めまいを感じた場合は、無理をせずに休息を取り、肩こりを緩和する対策が必要です。

 

肩こりによる吐き気

肩こりが吐き気を引き起こすメカニズムにはいくつかの要因があります。

まず、肩の筋肉が緊張して血行不良になることで、脳への血流が不足し、その影響で吐き気を感じることがあります。

また、自律神経が肩こりにより乱れると、胃腸の働きにも影響を及ぼし、消化不良や胃のむかつきを引き起こすことがあります。

さらに、肩こりによるストレスが精神的な緊張を引き起こし、それが吐き気として現れる場合もあります。

このような場合は、リラックスする方法や肩こりを解消する手段を取り入れることが大切です。

 

肩こりと同時に訪れるだるさ

肩こりと同時にだるさを感じることがあります。

これは、筋肉の緊張による疲労物質の蓄積が要因です。

肩の筋肉が長時間緊張状態にあると、乳酸などの疲労物質が蓄積し、それが身体全体のだるさを引き起こします。

また、血行不良が続くことで、酸素や栄養素が全身に十分供給されず、エネルギー不足の状態が続くこともだるさの原因となります。

だるさを感じるときは、筋肉をほぐすストレッチやマッサージを実践し、身体をリフレッシュすることが重要です。

 

肩こりからくる腰痛

肩こりが原因となり、腰痛が引き起こされることもあります。

肩と腰の筋肉は姿勢を保つために連動して働いています。肩の筋肉が緊張すると、姿勢が悪化し、腰の筋肉に負担がかかることだって十分にあり得るのです。

この負担が続くと、腰の筋肉も緊張し痛みが生じます。

特に、長時間のデスクワークや運動不足が続く場合、肩と腰の両方に痛みが出やすくなるでしょう。

肩こりと腰痛を同時に感じる方は、姿勢改善や適度な運動が必要です。

 

肩こりによる気持ち悪さへの対処法

肩こりによる気持ち悪さを軽減するためには、日常的に実践できる効果的な対処法を取り入れることが重要です。

以下で具体的な方法を紹介します。

 

ストレッチ

肩こりをほぐすためのストレッチは、肩や首の筋肉を効果的に緩める方法として非常に有効です。

例えば、肩を回すストレッチや首をゆっくりと左右に倒すストレッチが挙げられます。 これらのストレッチは、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する効果があります。

さらに、デスクワークの合間に取り入れることで、持続的な肩こりの予防にも繋がります。

日常的にストレッチを行うことで、長期的な肩こり解消が期待できるでしょう。

ただし、注意点は伸ばしすぎないこと。過度に筋肉を伸ばすストレッチは肩こり悪化のリスクが高まってしまうため少し物足りない程度に伸ばすストレッチがおすすめです。

 

ツボ押し

肩こりに効くツボを押すと効果的なセルフケアにつながります。

例えば、肩井(けんせい)や腰腿点(ようたいてん)というツボは、肩こりに対して非常に効果的です。

肩井は、肩の中央に位置し、親指で強く押すことで肩の筋肉の緊張をほぐすことができます。

腰腿点は手の甲にあるツボで、人差し指と中指の間・中指と薬指の間に位置します。 このツボを押すことで全身の緊張が和らぎ、肩こり解消に繋がります。  これらのツボを日常的に刺激することで、肩こりの予防や改善が期待できます。

 

鎮痛薬

肩こりの痛みがひどい場合、市販薬の使用も対処方法の選択肢のひとつです。

特に、ロキソニンは鎮痛効果が高く、多くの肩こり患者に利用されています。

ロキソニンの効果は筋肉の炎症を抑え、痛みの軽減効果です。

また、他の市販薬として筋肉の緊張を和らげる成分を含む薬も効果的でしょう。

ただし、長期間の服用は医師の指導のもとで行うことが重要です。 適切な薬を選び、効果的に肩こりを改善することで、気持ち悪さも軽減されるでしょう。

 

食事

肩こりによる気持ち悪さを軽減するためには、食事も重要な役割を果たします。

例えば、マグネシウムやビタミンB群を多く含む食品を積極的に摂取すると効果的です。

マグネシウムは筋肉の緊張を緩和する作用があり、ビタミンB群は神経の働きを助ける効果があります。

これらの栄養素は、ナッツ類や緑黄色野菜、魚介類に多く含まれています。

また、抗酸化作用のあるビタミンCやEを含む食品も肩こりの改善に役立ちます。 バランスの良い食事を心がけることで、肩こりの軽減を目指しましょう。

 

マッサージ

肩こり解消のためには、専門的なマッサージやセルフマッサージが効果的です。

例えば、筋膜リリースや指圧マッサージが挙げられます。筋膜リリースは、筋肉を包む膜をほぐすことで、筋肉そのものの緊張を和らげる方法です。

指圧マッサージは、特定のポイントを指で押すことで血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。

セルフマッサージも正しく行うことができれば効果的ですが、残念ながら自身で正しいセルフマッサージを行うことは困難です。

そのため整骨院・鍼灸院などの資格を持った施術者によるマッサージ(または施術)を受けることをおすすめします。

 

気持ち悪い肩こりを予防する方法

肩こりによる気持ち悪さを未然に防ぐためには、日々の生活習慣を見直すことが重要です。 以下で具体的な予防方法について紹介します。

 

正しい姿勢を保つ

正しい姿勢を保つことは、肩こりを予防するための基本です。

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用には十分に注意しましょう。

また、椅子の高さやパソコンのモニターの位置も調整し、無理な体勢を避けることが大切です。

また、脚組みやあぐらなど足が重なる姿勢を避けることが望ましいです。

正しい姿勢は、筋肉の不必要な緊張を防ぎ、肩こりの発生を減少させるため積極的に取り組みましょう。

 

軽い運動

日常生活において、軽い運動を取り入れることも肩こり予防に有効です。

例えば、ウォーキングや軽いジョギング、スイミングなどは全身の筋肉をバランス良く使うことができ、肩や首の緊張を緩和する効果があります。

また、ヨガやピラティスなどのストレッチを含む運動も、柔軟性を高めることで肩こり予防に繋がります。

運動は血行を促進し、筋肉の緊張を和らげるだけでなく、ストレス解消や精神的なリラックス効果もあります。

 

リラクゼーションと休息

肩こり予防のためには、適切なリラクゼーションと休息も必要です。

定期的な休息を取ることで、筋肉の緊張を和らげ、体全体のバランスを保つことができます。

リラクゼーション法としては、深呼吸や瞑想、アロマセラピーなどが挙げられます。

特に、入浴による温浴効果は血行を促進し、筋肉の緊張を解消する効果があります。 適度なリラックスタイムを設けることで、身体だけでなく心もリフレッシュすることができます。

 

ストレス管理

肩こりを予防するためには、ストレスの管理も重要です。

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりの根本原因となることがあります。

ストレスを軽減する方法としては、趣味や好きなことに打ち込む時間を持つことが効果的です。

また、友人や家族とのコミュニケーションもストレス発散に役立ちます。

さらには、適度な運動やリラクゼーション法を組み合わせることで、ストレスを効果的に管理し、肩こりの予防に繋げることができます。

 

肩こりで気持ち悪くなったときに行く病院は何科?

肩こりが原因で気持ち悪くなった場合、まずは整形外科への受診が望ましいです。

整形外科での検査結果によっては、内科や消化器科。 場合によっては整骨院への通院が効果的な場合もあります。

以下ではそれぞれの違いや特長について解説していきます。

【※併せてご覧ください】肩こりは結局どこへ行けば良い?⇒

 

整形外科と整骨院の違い

肩こりの施術で選ばれることが多いのが整形外科と整骨院です。

整形外科では、レントゲンやMRIなどの画像診断を通じて、骨や関節、筋肉の状態を詳しく調べることができます。

医師による診断を受けてから、薬物療法や理学療法を行うことが一般的です。 一方、整骨院では、手技を使った施術が中心で、筋肉や骨格のバランスを整える施術が行われます。

整形外科でのリハビリテーションで効果が出なかった方や機械的に施術に不満を持たれた方が整骨院へ来るケースも珍しくありません。

 

内科や神経科はどのようなケースで行くべき?

肩こりが原因で内科や神経科を受診するケースもあります。

特に、肩こりと併発する気持ち悪さや吐き気、頭痛、めまいなどの症状が顕著な場合、自律神経の乱れや内科的疾患が潜んでいる可能性があります。

内科では、全身の健康状態を総合的に診断し、必要に応じて適切な薬を処方します。

神経科では、ストレスや精神的な要因が肩こりに関連している場合の診察が行われ、自律神経を整える施術を受けることができます。 複数の科での診察を受けることで、総合的な施術が可能となります。

 

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住吉鍼灸院・接骨院では、肩こりを根本から解消できるよう、肩だけにとらわれない独自の全身調整法を行っています。

上記のような人は、ぜひ一度神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」へお気軽にご来院ください。

 

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