腰痛で吐き気を伴う原因&緊急性を神戸市の接骨院が解説

  • なぜか腰痛で吐き気がする
  • 吐き気って何か悪い病気なのでは?
  • 腰痛を解消すれば良くなるの?

腰痛で吐き気を伴えば誰でも不安な気持ちになります。

実際に、吐き気を伴う腰痛では早期に医療機関の受診が必要とされるケースがあることも事実です。

本ページでは、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院が、吐き気を伴う腰痛に関して、分かりやすく解説させていただきます。

 

 

腰痛で吐き気を伴う8つの原因

吐き気を伴う腰痛には以下のような原因があります。

 

 

①激しい痛みによる吐き気(筋骨格系)

ぎっくり腰などの激しい痛みが吐き気の原因となることがあります。

理由は、痛みのストレスが自律神経に影響を与え、「迷走神経反射」という体の防御反応が起こるためです。重い物を持ち上げた瞬間や、急に体を捻った時に「ビキッ」という衝撃とともに激痛が走ります。その直後から冷や汗が出て、気分が悪くなり、吐き気を感じるケースが代表的な症状です。

特徴は、動くと痛みが増し、安静にすると少し楽になります。吐き気は一時的なもので、痛みが落ち着くにつれて自然に改善することが大半です。

 

②尿路結石

尿路結石では、吐き気を伴う腰痛が起こる場合があります。

尿路結石は、腎臓から尿管、膀胱へと続く経路に結石が詰まることで、突然の激痛が起こりますが、この際「迷走神経反射」で吐き気を伴うこともあります。

痛みの特徴は、側腹部から腰にかけての激しい痛みです。数分おきに痛みの強弱があり、激痛の時は動けなくなります。痛みのピーク時に吐き気や嘔吐を伴うことが多く、冷や汗も出ます。

症状では、血尿が出ることも重要なサインです。肉眼で分かる血尿もあれば、検査で初めて分かる程度のものもあります。脂汗をかくほどの痛みがあれば、早急の医療機関受診が必要になります。

 

③腎盂腎炎・腎臓疾患

腎盂腎炎も腰痛と吐き気を伴う代表的な疾患のひとつです。

腎盂腎炎では、細菌が尿路から腎臓に侵入して炎症を起こすことで、背中側の腰痛、高熱、吐き気という三大症状が現れます。

38度以上の高熱が出て、背中の腎臓がある部分(肋骨の下あたり)を叩くと響くような痛みを感じることも特徴です。吐き気だけでなく実際に嘔吐することも多く、食欲も低下します。排尿時の痛みや頻尿、残尿感などの症状を伴うケースもあります。

腎盂腎炎は、女性に多く、膀胱炎を放置したことがきっかけで発症することが多いです。放置すると敗血症など重篤な状態に進行する危険性があるため、高熱と腰痛、吐き気が揃った場合は医療機関の受診が必要です。

 

④急性膵炎

急性膵炎では激しい腰痛と吐き気が特徴的な症状として現れます。

急性膵炎では、膵臓が自らの消化酵素で溶かされてしまうことで、上腹部から背中、腰にかけて激痛が走ります。

痛みの特徴は、前かがみになると少し楽になり、仰向けになると痛みが増すことです。激しい吐き気と嘔吐を繰り返し、食事が全く摂れなくなることも特徴です。

特に、飲酒の翌日に激しい腹痛と腰痛、吐き気が出現した場合は、急性膵炎の可能性を考える必要があります。命に関わることもある疾患なので、すぐに救急外来を受診してください。

 

⑤消化器疾患(胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)

吐き気を伴う腰痛は、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が原因のケースもあります。

胃と腰痛は関係ないように思えますが、胃の後ろ側に潰瘍ができると、痛みが背中や腰に放散することもあります。

食後に痛む、または空腹時に痛むなど、食事をきっかけとして腰痛が増減する場合は消化器系の疾患を視野に入れる必要があります。

 

⑥婦人科疾患(女性の場合)

女性の場合、子宮や卵巣の疾患によって腰痛と吐き気が生じることがあります。

特に卵巣嚢腫の捻転や子宮内膜症、骨盤内炎症性疾患が代表的な疾患として考えられます。特に卵巣嚢腫が捻れると、突然の激しい下腹部痛と腰痛が起こり、吐き気や嘔吐を伴います。緊急手術が必要な状態で、放置すると卵巣が壊死してしまう危険性があります。

子宮内膜症では生理痛がひどく、腰痛や吐き気を伴うことがあります。骨盤内炎症性疾患では発熱と下腹部痛、腰痛、吐き気が同時に現れます。生理との関連がある腰痛と吐き気の場合は、婦人科の受診が必要です。

 

⑧自律神経の乱れ

自律神経のバランスが崩れていることも原因のひとつとして考えられます。

理由は、ストレスや疲労の蓄積により、筋肉の緊張と消化機能の低下が同時に起こるためです。慢性的なストレスで交感神経が過剰に働くと、筋肉が常に緊張状態になり腰痛が生じます。同時に胃腸の働きが悪くなり、吐き気や食欲不振を感じます。めまいや頭痛、不眠なども伴うこともあります。

検査をしても明確な異常が見つからない場合、自律神経の問題が疑われます。

 

 

緊急性が高い吐き気を伴う腰痛のサイン

以下の症状が出る場合は、ただちに救急外来などの医療機関の受診が必要です。

 

 

  • 冷や汗
  • 顔面蒼白
  • 立てないほどの眩暈

また、高熱が続く場合や吐き気がおさまらない場合も早期に医療機関を受診しましょう。

腰痛が解消すれば吐き気もおさまる?

ここまでご覧いただいてお分かりのように吐き気を伴う腰痛には、様々な疾患が隠れているケースがあります。

このような場合では、まず疾患の治療に専念する必要があるため、単に腰痛を解消すれば吐き気がおさまるわけではありません。

まずは、ご自身の吐き気を伴う腰痛の原因が何かを特定することが最優先。そのためには、医療機関で検査を受ける必要があります。

 

 

腰痛のお悩みは神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へ

腰痛

自律神経などが原因で吐き気を伴う腰痛があらわれる場合、腰痛を解消することで吐き気がおさまるケースもあります。

このような場合は、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院でも「腰痛解消」のお手伝いができます。

当院では、不調の部位にとらわれない全身調整法という独自の施術法を取り入れています。頭から足先まで全身を観察し腰痛の原因を見つけ出し施術を行うことで腰痛解消の精度を上げることができます。

これまで色々な整骨院を渡り歩いてきた方にも当院の全身調整法で効果を実感していだたいております。ぜひ、一度お気軽にご体感ください。

 

 

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