デスクワークや長時間のスマートフォン使用により、首こりに悩む方が急増しており、「首こりを一瞬で治したい」という相談をよく受けるようになってきました。
結論から申し上げると、完全に一瞬で首こりを治すことは難しいものの、適切な方法により症状を大幅に緩和させることは十分に可能です。
本ページでは、神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院が、これまでの経験から首こりの症状を効果的に和らげる即効性のある方法をご紹介いたします。
ストレッチやツボ押し、セルフマッサージなど、自宅で簡単に実践できる方法から、根本的な改善に向けたアプローチまでわかりやすく解説していきます。
首こりを一瞬で治す方法と題して以下をご紹介します。ただし、個人差があるため効果の現れ方は人それぞれです。また、厳密には「一瞬で治す」というよりも、症状を和らげて楽にする方法として捉えてください。
ご紹介する手法は、筋肉の緊張をほぐし血流を改善することで、首こりの不快感を軽減させる効果が期待できます。どの方法も安全で簡単に実践できるものばかりなので、ぜひお試しください。
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首こり解消に最も効果的なストレッチとして「首の横倒しストレッチ」をご紹介します。
椅子に座った状態で、右手で椅子の座面を掴み、頭をゆっくりと左側に倒していきます。この時、右肩が上がらないよう注意しながら、首の右側面が伸びていることを感じてください。
10秒間キープした後、反対側も同様に行います。このストレッチは首の側面にある胸鎖乳突筋や斜角筋といった筋肉の緊張を効果的にほぐす効果があります。
1日に3~5回程度実施することで、首こりの症状が大幅に改善されることが多いです。ポイントは無理をせず、気持ちよいと感じる範囲でゆっくりと行うことです。
首こり解消に効果的なツボを2つご紹介します。
まずひとつめは「風池(ふうち)」というツボです。
後頭部の髪の生え際で、首の中央から指2本分外側の窪みに位置しています。親指で上向きに押し上げるように10秒間刺激してください。
ふたつめは「肩井(けんせい)」というツボです。首の付け根と肩の先端を結んだ線の中点にあります。中指で垂直に押し下げるように10秒間刺激します。
これらのツボは古くから首こりや肩こりの改善に用いられており、血流促進と筋肉の緊張緩和に効果があります。1日に何度でも刺激して構いませんが、強く押しすぎないよう注意が必要です。
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自分で行うセルフマッサージも首こり緩和には効果的です。
ただし、自分で揉む場合はどうしても強度が高くなりがちなので、優しく行うように注意しましょう。首の後ろから肩にかけて、4本の指を使って円を描くように軽くほぐしてください
特に僧帽筋上部繊維という首から肩にかけての筋肉を中心に、3分程度かけてゆっくりとほぐしていきます。
少し物足りないくらいの強さで行うのがコツです。マッサージ後は首を軽く回して、可動域の改善を確認してみてください。
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首こりに炎症が伴っている場合、アイシングが効果的です。
氷水をアイスバッグ(なければビニール袋をタオルで包み)を首の付け根部分に10~15分間当てます。冷却により炎症を抑制すると同時に、神経の興奮を鎮める効果があるため、すっきりとした感覚を得られるでしょう。長時間のアイシングは血流を悪化させる可能性があるため、15分以上は避けましょう。アイシング後は軽く首を動かして、筋肉の状態を確認することをおすすめします。
軽い有酸素運動は全身の血流を改善し、首こりの解消につながることがあります。
特に20分程度のウォーキングや軽いジョギングは、肩や首周りの血行を促進させる効果があります。運動により心拍数が上がることで、滞った血液の循環が改善され、筋肉への酸素供給が増加します。
デスクワーク中心の生活では、どうしても同じ姿勢を長時間続けることになり、筋肉が固まりがちです。
定期的な有酸素運動は、このような筋肉の緊張状態をリセットする効果があります。また、運動によりストレス解消効果も期待でき、心身ともにリフレッシュできるでしょう。首こりでお悩みの方は、週に3回程度の軽い有酸素運動を習慣化することをおすすめします。
ここまでご紹介した方法は、あくまでも症状の緩和を目的とした対処療法です。
首こりを根本的に改善し、再発を防ぐためには生活習慣の見直しが不可欠となります。以下のポイントを意識することで、首こりの起こりにくい身体づくりが行うことが大切です。
首こりの根本原因の多くは不良姿勢にあります。
脚を組む習慣や猫背、前かがみの姿勢は首や肩の筋肉に過度な負担をかけてしまうのです。たとえば、デスクワーク時は画面の高さを目線と同じレベルに調整し、背筋を伸ばした状態を保つことが重要です。
また、床生活よりも椅子生活の方が首こり予防には効果的です。正座や横座りなどの床での姿勢は、どうしても背骨のカーブが崩れやすく、結果として首への負担が増加します。
椅子に座るときも、背もたれを活用して腰をしっかりと支え、足裏全体を床につけるよう心がけてください。30分に1回は立ち上がって軽くストレッチを行い、同じ姿勢の継続を避けることも大切なポイントです。
生活リズムの乱れは自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張状態を引き起こします。
規則正しい睡眠時間を確保することで、自律神経が整い首こりしづらい身体になります。理想的な睡眠時間は7~8時間とされており、毎日同じ時間に就寝・起床することが大切です。
また、食事のタイミングも一定にすることで、体内時計が安定し自律神経の働きが改善されます。特に夜遅い時間の食事は睡眠の質を低下させるため避けましょう。
起床後は朝日を浴びることで、メラトニンの分泌リズムが正常化され、夜間の良質な睡眠につながります。規則正しい生活リズムは首こりだけでなく、全身の健康維持にも欠かせない要素といえるでしょう。
継続的な運動習慣は筋力向上と柔軟性の維持につながり、首こりの予防に大きな効果をもたらします。
週に2~3回、30分程度の軽い運動を行うことで、首や肩周りの筋肉バランスが改善されます。特に水泳やヨガなどの全身運動は、偏った筋肉の使い方を正す効果があります。
同時にストレス解消も首こり改善には欠かせません。精神的なストレスは筋肉の緊張を高め、首こりを悪化させるきっかけとなります。読書や音楽鑑賞、趣味の時間を確保することで、心身のリラックス状態を作り出すことを意識しましょう。
また、深呼吸や瞑想などのリラクゼーションも、ストレス軽減と筋肉の緊張緩和に有効です。運動とストレス解消を組み合わせることで、首こりの根本的な改善が期待できます。
セルフケアを続けても首こりが改善しない場合、専門家の力を借りることをおすすめします。
医療機関や接骨院などの専門施設では、個人の症状に応じた適切な施術を受けることができます。特に慢性化した首こりや、しびれなどの神経症状を伴う場合は、早めの専門治療が重要です。
接骨院では手技療法や物理療法により、筋肉の深部までアプローチした施術が可能です。
また、姿勢分析や生活指導も受けられるため、根本的な改善に向けたサポートを得ることができます。整形外科では画像診断により、骨や神経の異常がないかを確認でき、必要に応じて薬物療法も併用されます。
一人で悩まず、専門家と協力して首こりの改善に取り組むことで、より確実で持続的な効果を得ることができるでしょう。自分に合った治療法を見つけるためにも、まずは専門施設にご相談されることをおすすめします。
首こりのお悩みは神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院へお任せください。
当院では、以下の理由から多くの首こりでお悩みの方から高い評価をいただいております。
首こりといえば「首を重点的にもみほぐす」ような施術をイメージしませんか?しかし、当院は痛みや不調の場所にとらわれない全身調整を行っています。木を見て森を見ず、のような施術はしません。トータルケアで首こりの根本改善を目指します。
神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院では、ヒアリングやアドバイスを徹底しています。
どうして首こりになったのか?を追求して特定をすることはもちろん、今後首こりにならないためのアドバイスも丁寧に行わせていただております。
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