左肩の肩こりが本当は怖いと言われている理由を神戸市の接骨院が解説

「左肩の凝りや痛みは危険だよ!」

こんな言葉って一度は耳にした経験があるのではないでしょうか?

まず冒頭でお伝えしたいことは、本ページは決してみなさんの不安を煽るものではありません。どうぞ安心してご覧ください。

実際、神戸市の住吉鍼灸院・接骨院においても、数え切れないほどの左肩の肩こりでお悩みの方の施術を行ってきました。

そのなかで、左肩の肩こりが実は危険な病気だったというケースは極めて稀です。

ただし、稀だからと言って軽視していいわけでもありません。やはり最悪なケースというものは常に想定しておくべき必要はあると思っています。

そんなわけで、本ページでは「本当は怖い左肩の肩こり」というタイトルで左肩の肩こりに潜む病気やリスクについて詳しく解説させていただきます。

 

 

左肩の肩こりが「本当は怖い」と言われる理由

左肩の肩こりが本当は怖いと言われている理由は、左肩の痛みは単なる筋肉疲労ではなく、内臓疾患や心臓病のサインである場合があるためです。

これは医学的に「関連痛」と呼ばれる現象で、内臓の異常が体表の特定部位に痛みとして現れる状況を指します。

人間の体には、内臓と体表の痛みを伝える神経が複雑に絡み合っている部分があります。特に心臓からの痛みの信号は、左肩や左腕に伝わりやすい神経の配置になっているため、心疾患の症状として左肩の痛みが現れることがあるのです。

なかでも以下のような疾患が潜んでいる可能性があります。

 

 

①心臓疾患(狭心症・心筋梗塞)

まず考えられる疾患として心臓疾患があります。

狭心症や心筋梗塞といった心疾患では、胸の痛みだけでなく、左肩や左腕に痛みが放散することがよくあります。これは「放散痛」と呼ばれ、心臓の痛みを伝える神経と肩の感覚神経が脊髄で合流するために起こる現象です。

特に注意が必要なのは、安静にしていても左肩の痛みが続く場合です。通常の筋肉性の肩こりであれば、マッサージをしたり温めたりすることで楽になりますが、心疾患による痛みはこれらの対処法では改善しません。

また、左肩の痛みと同時に胸の圧迫感、息切れ、冷や汗、吐き気などの症状がある場合は、心筋梗塞の可能性があるため、直ちに救急車を呼ぶ必要があります。このような症状は、特に中高年男性や糖尿病、高血圧などの持病がある方に現れやすいとされています。

 

②内臓疾患からくる肩こり

左肩の肩こりでは、心臓だけでなく、胃や肝臓、胆のうなどの内臓疾患も左肩に関連痛を引き起こすことがあります。

例えば、胃潰瘍や胃炎が悪化すると、背中や左肩に痛みが現れることがあります。

肝臓疾患では、右肩に症状が現れることが多いのですが、胆石症では左肩にも痛みが放散することがあります。また、膵臓の疾患では背中から左肩にかけて強い痛みを感じることが特徴的です。

これらの内臓疾患による肩の痛みは、食事との関連性があることが多いです。食後に左肩の痛みが強くなったり、空腹時に症状が現れたりする場合は、消化器系の疾患を疑う必要があります。

また、発熱や腹痛、消化不良などの症状を伴うことも多いため、これらの症状の組み合わせに注意が必要です。

 

③自律神経の乱れによる肩こり

更年期やストレスにより自律神経のバランスが崩れると、左肩に症状が偏って現れることがあります。

自律神経は血管の収縮や拡張をコントロールしているため、バランスが崩れると特定の部位の血流が悪くなり、筋肉の緊張や痛みを引き起こします。

特に女性の場合、更年期のホルモンバランスの変化により自律神経が不安定になりやすく、左肩だけに強いこりや痛みを感じることがあります。このような症状は、ストレスが多い時期や季節の変わり目に悪化しやすいのが特徴です。自律神経の乱れによる左肩の症状は、動悸、めまい、不眠、イライラなどの症状と一緒に現れることが多いです。また、天候の変化に敏感に反応し、雨の日や台風の前などに症状が悪化することもよくあります。

 

 

単なる左肩の肩こりと病気を見分けるポイント

単なる肩こりと病気を正確に見分けるためには医療機関での検査と診断しかありません。

ただし、いくつかの特徴をおさえることで医療機関へ行くべきかの判断がつく場合もあります。以下では、その特徴を単なる肩こりと病気ごとに解説していきます。

項目 筋肉性の肩こり 病気由来の痛み
痛みの性質 重だるい感じ、張った感じ、鈍痛 鋭い痛み、刺すような痛み、圧迫感
症状の出現パターン 徐々に始まり、徐々に悪化 突然始まる、安静時にも出現
姿勢・動作との関係 前かがみで悪化、背筋を伸ばすと楽 動作に関係なく痛む
マッサージの効果 改善しやすい 効果なし、または悪化
温熱療法の効果 温めると楽になる 効果なし
安静時の症状 横になると楽になる 安静にしても痛みが続く
随伴症状 首・肩周辺の張り感 胸の圧迫感、息苦しさ、吐き気、冷や汗
原因となる要因 デスクワーク、悪い姿勢、眼精疲労 心疾患、内臓疾患、自律神経の乱れ
症状の時間変化 夕方に悪化、朝は軽い 時間に関係なく出現
緊急受診の目安 通常は不要 胸痛・息切れ・冷や汗を伴う場合は救急受診
⚠️ 注意事項:
上記の症状に当てはまらない場合でも、「いつもと違う」と感じる痛みや、不安を感じる症状がある場合は、迷わず医療機関を受診することをおすすめします。

 

単なる肩こりの特徴

一般的な筋肉性の肩こりは、長時間のデスクワークや悪い姿勢、眼精疲労などが原因で起こります。

この場合の肩こりには、いくつかの特徴的なパターンがあります。

まず、肩こりの程度が姿勢や動作によって変化することです。前かがみの姿勢を続けると症状が悪化し、背筋を伸ばしたり肩を回したりすると楽になります。また、マッサージや温熱療法により症状が改善しやすいのも筋肉性肩こりの特徴です。

痛みの性質も、重だるい感じや張った感じが中心で、鋭い痛みや刺すような痛みは稀です。症状は徐々に始まり、徐々に悪化するパターンが多く、突然激しい痛みが現れることもほとんどありません。

 

病気由来の肩こりの特徴

一方、内臓疾患や心疾患が原因の左肩の痛みには、筋肉性とは異なる特徴があります。

最も重要なのは、安静にしていても痛みが続くことです。普通の肩こりなら、横になったり肩の力を抜いたりすると楽になりますが、病気由来の痛みはこのような対処法では改善しません。

また、胸の圧迫感、息苦しさ、吐き気、冷や汗などの全身症状を伴うことが多いのも特徴です。これらの症状は、心疾患の重要なサインであり、見逃してはいけない症状です。

痛みの現れ方も、突然激しい痛みが始まったり、安静時に症状が現れたりすることが多いです。また、通常のマッサージや湿布では全く改善せず、むしろ症状が悪化することもあります。

 

 

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当院では、これまで多くの肩こり施術を行ってきた経験から、肩こりに対する全身調整法を確立させています。

肩こりに対して肩だけの施術を行うのではなく、全身への細やかな調整施術を行うことで頑固な肩こり解消に効果が期待できます!

気になる方は、ぜひ一度ご来院ください!

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