野球肘(内側上顆炎)は投球フォームが原因はウソ⁉神戸市の接骨院が解説

野球肘の原因は投球フォーム。

この考え方は、選手や指導者はもちろん、トレーナーや専門医の間でも広く知られスタンダードとなっています。

しかし、本当に野球肘の原因は投球フォームなのでしょうか?

神戸市東灘区で、野球肘に対する施術に多く携わってきた住吉鍼灸院・接骨院の考えでは、投球フォームが原因で野球肘を発症する選手はむしろ少ない気がします。

では、野球肘の本当の原因とは一体何なのでしょうか? 本ページでは「野球肘と投球フォームの関係性」「野球肘の本当の原因」をわかりやすくお伝えさせていただきます。

現在、野球肘で悩まれている選手や、その関係者の方はぜひ最後までご覧いただき参考になさってください。

 

野球肘(内側上顆炎)の原因は投球フォームではない?

投球フォームが原因で野球肘を発症することはあります。

ただし、みなさんが思っているよりもずっと少ないです。

日夜野球漬けの生活を送っているプロアスリートであれば別ですが、部活動や週数日ほどの練習を実施しているアマチュア選手であれば、多少投球フォームが悪くても野球肘になる可能性は低いとお考え下さい。

 

野球肘(内側上顆炎)の本当の原因とは?

野球肘の本当の原因は「日常生活」にあります。

とくに以下のような日常生活は野球肘の原因となりやすいためご注意ください。

これらは野球とは一見無関係のように感じますが、野球肘の原因の大半を占めています。

 

野球肘を野球のなかだけで解決するのは困難

野球をしているなかでの故障(野球肘)は、どうしても野球が原因だと思ってしまうものです。

投手であれば、投げすぎ(オーバーユース)や投球フォームなどが真っ先に思い浮かぶでしょう。

しかし、実際には野球肘を野球のなかだけで解決するのは非常に難しいです。 むしろ、野球以外の生活を見直すことで野球肘が改善し、今後の予防にもつながるケースが多いと感じます。

 

野球肘(内側上顆炎)を予防する方法とは?

では、投球フォームや投球制限などではない野球以外で野球肘を予防する方法とはどのようなものがあるのでしょうか?

 

質の高い睡眠

スポーツ競技にとって、もっとも効率が良く重要なリカバリー方法は「睡眠」です。

いくら、プロテインを摂取しても、リカバリーグッズでケアをしても質の高い睡眠がとれなければ意味がありません。 質の高い睡眠をとるポイントは以下を参考にしてみてください。

質の高い睡眠をとる方法はさまざまですが、就寝前のスマートフォンの使用を辞めるなど、今すぐにでも実践できるものからはじめていきましょう。

また、就寝直前の過度なストレッチなどは体温を上昇させてしまうリスクを伴うためご注意ください。

 

正しい姿勢

日常生活の不良姿勢は骨格のバランスを崩します。

崩れた骨格のまま、投球動作を行えば肘や肩関節に負担が掛かりやすく故障の発生リスクが高まるのは当然です。

とくに以下のような姿勢に心当たりがある方は、今すぐにでも改善をおすすめします。

不良姿勢の大部分は座っているときです。

脚を組んだり、頬杖をついたりなど体を重ねる姿勢はすべて不良姿勢だと思いましょう。 また、床座りは腰や股関節に負担が掛かりやすいため、できるかぎり椅子に座ることをおすすめします。

 

野球肘(内側上顆炎)を発症したときの対処法

では、実際に野球肘を発症してしまったときはどうすればよいのでしょうか? 適切な対処法をお伝えさせていただきます。

 

安静&休養

肘の痛みを感じたとき、まずは安静をとりましょう。

投球動作の一切は中止して、肘を休ませます。 一見、簡単なことですが、とくに部活性では「レギュラー争い」「監督に言いづらい」などの理由から安静ができない方が多い傾向です。

そのため、指導者や保護者などが普段から故障を訴えやすい雰囲気づくりをしてあげる必要があります。

 

テーピング

軽度の野球肘の場合、大会の日程等によっては安静の選択をとらずに競技を続行する選手も多いですが、テーピングはそのようなとくに施されます。

ひとつ誤解しがちな点は、テーピングは施術道具ではありません。つまり、テーピングをすればするほど野球肘が改善するわけではないのです。

あくまでも競技を続行する場合の対処方法であることを認識したうえでテーピングをしましょう。

 

医療機関の受診

症状のひどい野球肘の場合、一度医療機関でくわしく検査を受けましょう。

軟部組織に重度な損傷がないかを確認したうえで、今後のリハビリ方針を提示してくれるはずです。

 

野球肘(内側上顆炎)を発症したときにしてはならない対処法

野球肘を発症したときの対処法をお伝えさせていただきましたが、反対にしてはならない対処法もあります。

以下の対処法には十分に注意のうえ、的確な対処を行うことが重要です。

 

ストレッチ

野球肘を発症したときに筋肉や靭帯を伸ばす行為は炎症を強めてしまうリスクを伴うため行わないほうが無難です。

野球肘で安静が続くときの軽い運動として行うストレッチであれば問題はありませんが、野球肘を改善させるためにストレッチを頑張る必要はありません。

 

セルフマッサージ

患部を自分でマッサージすると、筋肉や軟部組織に負担を掛けてしまい炎症が増悪するリスクがあります。

とくに、セルフマッサージは他人に触られるより強度が強くなりやすいため、注意が必要です。

 

野球肘でお困りなら神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」へ

外観

野球肘でお困りの方は、神戸市東灘区住吉鍼灸院・接骨院へお越しください。

住吉鍼灸院・接骨院では、以下のような特長で多くの野球肘でお悩みの方のサポート実績があります。

 

肘だけにとらわれない施術

肘に電気をあてる。肘をもみほぐすなど。

野球肘に対する施術を、肘だけに施しても効率的な改善にはつながりません。

たとえば、肘が痛む場合でも、体のあらゆる箇所の異常が原因で肘に負担が集約してしまうケースが考えらます。

つまり、肘が痛い場合でも、体の至るところに原因が潜んでいる可能性があるということです。 神戸市東灘区住吉鍼灸院・接骨院では、野球肘に対する施術を肘だけにとらわれず、全身に行い改善へと導いていきます。

 

丁寧なアドバイス

野球肘をくり返さなために、今後必要なアドバイスを丁寧にわかりやすくお伝えさせていただきます。 分からないことや不明な点は遠慮なく質問してください。

懇切丁寧にご説明させていただきます。

 

まずはお気軽にご相談ください

もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。

相談は無料で行っております。

 

友だち追加

電話で予約する場合 ↓ 078-855-6615


この記事をシェアする

関連記事