NHKの人気健康番組のためしてガッテン。
今は定期的な放送はされていないようですが、ためしてガッテンの放送後は整骨院でも患者様から放送内容の質問を受けることが多々ありました。
現在でも健康系の番組の翌日は同じような状態になります。
やはりみなさん、健康に関する意識が高いなと感心すると共に、色々な情報が手軽に入手できる昨今の怖さも感じます。
さて、本題に入りましょう。
四十肩・五十肩について、ためしてガッテンで紹介されていたストレッチや早く治す方法を知りたいという声を最近でもために耳にします。
今回はそんな方へ向けて、ためしてガッテンで紹介されていた情報を神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院が解説&評価させていただきます。
よろしければ最後までご覧ください。
2014年2月5日に放送されたNHK「ためしてガッテン」では、「長引く肩の痛みに喝!」というテーマで五十肩が特集されました。
一般的な五十肩は自然に治ることが多いとされていますが、実は3人に1人は「終身型五十肩」と呼ばれる腱板断裂が原因のタイプで、放置すると治らない場合があります。
終身型は、自分で肩を持ち上げることができず、他人に腕を持ち上げてもらうと動く点が大きな特徴です。
原因のひとつに肩甲骨の動きの悪さがあり、腱板への負担が増すことで断裂が起こりやすくなります。治療には運動療法が効果的で、多くのケースで日常生活に支障がない程度まで回復が可能です。
予防のためには、日ごろから肩甲骨をしっかり動かすことが大切だと紹介されていました。
ためしてガッテンで紹介されていた五十肩の治し方は、肩甲骨を動かすストレッチでした。
神戸市東灘区の住吉鍼灸院・接骨院でも四十肩・五十肩に対しては、同じように肩甲骨を動かすストレッチをおすすめしています。
特に、痛みが強い時期の四十肩・五十肩においては、肩関節を無理に動かすことは難しいうえにリスクを伴います。そのため、肩に負担を掛けない程度に肩甲骨を動かすストレッチは四十肩・五十肩において大切なストレッチです。
よくテレビでは、インパクト重視の情報を発信する傾向がありますが、この放送回ではそのようなこともなく正統派の改善方法を紹介している印象でした。
ためしてガッテンをはじめ、多くの健康番組でも四十肩・五十肩のストレッチ方法が紹介されています。
どのストレッチも細かいやり方は違えど目的はまったく同じです。
では、実際に四十肩・五十肩の改善に効果が高いストレッチをふたつ紹介していきます。
【目的】
肩甲骨周りの筋肉をほぐし、可動域を広げることで肩関節への負担を減らします。
特に、猫背や巻き肩気味の人に効果的です。
【効果】
★肩甲骨の可動性アップ
★肩関節周囲の血流改善
★姿勢の改善
★四十肩・五十肩の痛み予防・軽減
【手順】
①背筋を伸ばして椅子に浅く座ります。
②両腕を体の横に垂らし、ひじを軽く曲げます。
③背中の中心に向かって、左右の肩甲骨を「ギュッ」と寄せます。
④寄せた状態を5秒キープします。
⑤力を抜いてリラックス。これを10回繰り返します。
【ポイント】
胸を開くように意識し、首や肩に力を入れすぎないように注意しましょう。
【目的】
肩甲骨を上げ下げすることで肩周りの柔軟性を高め、動きにスムーズさを取り戻します。
【効果】
★肩こり・首こりの緩和
★肩関節の可動域改善
★肩甲骨周辺の血流促進
【手順】
①背筋を伸ばして立つか、椅子に座ります。
②両肩を「すくめるように」真上に持ち上げます。
③肩甲骨を耳に近づけるイメージで3秒キープします。
④力をストンと抜いて、肩を落とします。これを10回繰り返します。
【ポイント】
上げるときは深く息を吸い、落とすときに息を吐きながらリラックスすると効果的です。
四十肩・五十肩の改善において、「放っておけばそのうち治る」という考え方は一理ありますが、早期の改善を目指す場合はプロの力を借りる選択肢も視野に入れておきましょう。
具体的には、医療機関・接骨院・鍼灸院などにおいて施術を受けることをおすすめします。
とくに、接骨院や鍼灸院では、日常生活のなかで活用できるストレッチ方法や生活のなかの注意点などくわしくアドバイスを受けられる場合が多いです。
ご自身のお近くの接骨院や鍼灸院で信頼できそうな院を探して、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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