使いすぎ・疲れは腰痛の原因にならない?|本当の理由と対処法を解説

腰痛は、多くの人々が経験する身体の不快な症状のひとつです。

1日中デスクワークをしていたり、重い荷物を持ち運んだりすることで、腰に疲労感や痛みが生じることがあります。

では、使いすぎや疲れが腰痛の真の原因なのでしょうか? 本ページでは、腰痛の本当の原因と、それに対する対処法についてを神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」がお伝えさせていただきます。

 

使いすぎは関係ない?腰痛の本当の原因は何?

まず、腰痛の原因のひとつとして使いすぎや疲労があげられますが、それ自体が直接的な原因になることはほとんどありません。

では、腰痛の本当の原因とは何なのでしょう?

考えられる主な原因は以下のとおりです。

では、ひとつずつ解説をしていきます。

 

体の歪み

体の歪みは、骨格や筋肉のバランスが乱れることで引き起こされます。

このバランスの乱れが腰に負担をかけ、痛みや不快感を引き起こすことがあります。

体の歪みの要因はさまざまです。 代表的な要因は、姿勢の悪さ、日常生活での不適切な動作、運動不足、筋肉のバランスの乱れなどです。

これらの要因によって、腰周りの筋肉が弱まったり緊張したりして、骨盤や脊椎の位置が正常な状態からずれてしまうことが体の歪みのメカニズムとなります。

具体的な体の歪みの例は、骨盤の傾きや傾斜、脊椎(背骨)の曲がり、肩の高さの違いなどです。

これらの歪みによって腰に負担がかかり、筋肉や関節にストレスがかかることで腰痛が生じることがあります。

 

筋力不足

腰周りの筋肉の不安定さが原因で、腰痛を発生することがあります。

筋肉は骨や関節をサポートし、安定性を保つことが主な役割です。

とくに腰には、腹筋や背筋、臀筋などの筋肉が深く関係しており、これらの筋肉が腰を安定させ守ってくれています。

筋力不足の場合、これらの筋肉が弱まることで腰の安定性が低下してしまいます。

そのため、日常生活を普通に過ごしていても、少しの動作で腰への負担が掛かってしまい腰痛のリスクが高まってしまうのです。

生活サイクルの乱れ

昼夜逆転の生活、夜更かし、不摂生な食生活など、生活サイクルの乱れが続くと自律神経が崩れやすくなります。

自律神経が崩れると、体の血流やホルモンバランスが悪くなり、筋肉が硬くなるため腰痛の原因となることがあります。

 

ストレス

ストレスは、身体的な緊張反応を引き起こすことがあります。

緊張状態が続くと、筋肉が硬くなり血流が悪くなります。

とくに、腰周りの筋肉が緊張したままでいると、血液や酸素の供給が減少し、筋肉の疲労や痛みを引き起こすことで腰痛が発症する流れこそが、ストレスが原因で腰痛になるメカニズムです。

 

体を使いすぎたときの対処方法

体の使いすぎは腰痛の本質的な原因となりませんが、きっかけにはなります。

そのため、体を使いすぎたときにはしっかりと対処することが大切です。

以下では、体を使いすぎたときの対処方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

 

休息と安静

体を使い過ぎた場合、まずは休息と安静を取ることが重要です。

十分な休息をとり、疲れた筋肉を休めましょう。

軽いストレッチやセルフマッサージも筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせるのに役立ちます。

ただし、休息の取り過ぎは体の機能性を損ねてしまうため注意が必要です。

適度な休息をとったあとは、適度に体を動かすことを意識するようにしてください。

 

アイシング・湿布

体を使い過ぎた箇所にアイシングや湿布を利用することで、痛みや炎症を和らげることができます。

アイシングや湿布は「痛みがあるときに利用するもの」とお考えの人も多いですが、そうではありません。

痛みがなくても、体を使ったあとには定期的に利用して、腰痛を未然に防ぐことが大切です。

 

適切な栄養と水分補給

体を使い過ぎたあとは、適切な栄養と水分補給を行いましょう。

バランスの取れた食事を摂り、栄養素やタンパク質を補給することで、筋肉の修復や再建を促進します。

 

軽度の運動とストレッチ

使い過ぎた箇所を完全に休めるのは重要ですが、長時間の休息も筋肉のこわばりを引き起こすことがあります。

そのため、軽度の運動やストレッチを行い、血液の循環を促進し、筋肉の緊張を緩和させることも腰痛予防には大切です。

ただし、無理な運動やストレッチは逆効果になる場合もあるため、痛みや不快感を感じたらすぐに中止しましょう。

 

腰痛の根本改善に大切なこと

使いすぎた場合の対処方法はお伝えさせていただきましたが、残念ながら腰痛の根本改善にはつながりません。

では、腰痛を根本から改善するためには何が大切なのでしょうか? 以下では、腰痛の根本改善のために大切なことをわかりやすくお伝えさせていただきます。

 

適切な姿勢

正しい姿勢を保つことは、腰痛の予防や改善に重要です。 適切な姿勢を維持するために、座るときや立つときに背筋を伸ばし、腰をしっかりとサポートします。また、長時間の座り仕事を行う場合は、快適な椅子やデスクの環境を整え、姿勢を保つためのサポートを取り入れましょう。

 

適度な運動

適度な運動は腰痛の改善に効果的です。

腰周りの筋力を強化するために、筋力トレーニングやコアエクササイズを取り入れましょう。

また、有酸素運動(ウォーキング、水泳など)も血液循環を促進し、腰の健康をサポートします。

ただし、無理な運動や突然の激しい運動は避け、個々の能力と状態に合わせた運動を行うことが大切です。

 

柔軟性の向上

柔軟性を高めるストレッチは、筋肉の緊張をほぐし、腰の可動域を向上させます。

とくに、腰周りの筋肉やハムストリングス(太ももの裏側)のストレッチは効果的です。

ただし、正しいフォームで行い、無理に伸ばすことはやめましょう。

 

体の使い方の改善

日常生活の中での正しいボディメカニクス(体の使い方)を学ぶことも重要です。

たとえば、物を持ち上げるときは腰を曲げずに膝を使い、腰に負担をかけないようにします。

また、長時間の立ち仕事を行う場合は、足の負担を軽減するために適度に休憩をとるなどをすると効果的です。

 

体重の管理

適切な体重を維持することも腰痛の改善には重要です。

過体重や肥満は腰に負担をかけ、腰痛を悪化させる可能性があります。

バランスの取れた食事と適度な運動によって体重を管理しましょう。

BMI値 状態
18.4以下 やせ型
18.5 – 24.9 標準体重
25.0 – 29.9 軽度の肥満
30.0 – 34.9 中度の肥満
35.0以上 重度の肥満

 

ストレスの解消

ストレスは腰痛を悪化させる要因の一つです。ストレスを軽減するためには、リラクゼーション法やストレス解消の方法を取り入れることが重要です。

日常生活でのストレスを軽減し、心身のリラックスを促す時間を作りましょう。

 

プロの任せるなら神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」へ

施術内容

神戸市東灘区「住吉鍼灸院・接骨院」では、腰痛の根本的な改善を目指すことができます。

腰だけにとらわれない「全身調整法」を導入しているため、どこへ行ってもなかなか改善しなかった腰痛にも柔軟に対応できることが特長です。

 

まずはお気軽にご相談ください

もし悩まれている方は、一度、ご相談ください。

相談は無料で行っております。

友だち追加

電話で予約する場合 ↓

078-855-6615


この記事をシェアする

関連記事